Maguro Impression
戯言披露ブログ ~ざれごとひろうぶろぐ~

  日々思った事、戯言など適当に書いてます。最近は感想が多め。 IEの文字サイズ「小」推奨。

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道士郎的即興企画・八

とりあえず、今回にて連続更新祭りが終わりました。

でもまだ、こっちの即興企画は当分終わりそうにありません(汗)

・・・では、これからの即興企画は、どーなるのかというと・・・
当分、終わらせるツモリはなかったりします;
ってか、懲りずに続けます。
・・・自分のヘタなシナリオにも文章のヘタさにもメゲずに。(・・いや、やっぱ、メゲた方がイイのかも;)
出来るコトなら、完結まで行きたい所なので;

――でも。
やっぱし一日おきの更新はちょっぴしツラいので;
これからは、週3更新にします;(って、大して変わらないケド;)
目標は、日、火or水、金の深夜;くらいで・・・イケたらイイなと;;
あ、でもとりあえず次回は、土曜深夜か日曜の夕方を目標にします;

では、今回の小話ですが――
「続きを読む」より以降にて;

ちなみに。

この小話がTOPに来ないよーにする工夫としては・・・前回の記述の中から、

4.たわいもない一言更新をやって、その後に小話投稿。
 利点:現状維持ができる。憧れの一言コメント更新が出来る。
 欠点:ネタが持つかどーかアヤしい;ってか、そんな更新でイイのか??;


・・・を採用しようかと思います。

上の記事にも書いたように、
実はけっこう一言更新に憧れていたりもするので、ちょうどイイかと;
ネタが尽きた時は、『今日のわ○こ風』に、ぽいぬの写真を一枚だけ掲載する方向で(笑);


では、そんな所で。
・・・以下、小話の続きです;


*******

第7回 ~ 守られた約束



「誰かと思えば、早乙女殿ではないか。
 ――勝負か。」


健助が裏庭にたどり着いたのは――
ちょうど、道士郎が早乙女に話しかけている時だった。

「バカか、テメーは!!」
「調子いい事言ってんじゃねーよ!!」
「タコ殴りだ、テメーは!!」

不良達の注意は、いまや完全に道士郎達に集中している。
――誰も、健助が来たコトには気づいていない。

騒ぐ不良達の中、道士郎と早乙女は、しばらく睨み合い――。

「勝負してやる。」

――早乙女が、口火を切った。

『――勝負。
・・・そう。コレは勝負だ。道士郎と、早乙女の。』


そんな二人を見ながら、健助は思う。

 『・・・勝負には、立会人が必要だよ。』

なんとなく、先程の『記憶の中の会話』を思い出しながら。

「エエ?」
「何言ってんの。」
「オイオイ」

前島の言った言葉に、周囲の不良達がざわめき、騒ぎ出す。

『――彼らには、この勝負が見えていない。
 ・・・いや。解っていない。』


 『あの時、君らの勝負を本当に見ていたのは、僕だけだったからね。
  だから・・・』


健助は、睨み合いを続ける道士郎と早乙女を、じっと見守る。

「ただしアレだ。こないだの体当たりでだ。
 ――モチロンOKだろ。」


早乙女は道士郎に言い渡す。勝負の方法を。
周りの不良達とは一線を画した空気の中で。
これから、二人の『勝負』が始まろうとしていた。

そこは――力強くありながらも清々しい・・・不思議な空気に満ちていた。
傍観者の中で、少なくとも健助だけは、その空気を感じ取っていた。
その空気の中、健助は思う。

『・・・僕はこれからもずっと、君らのこの勝負を見届けるよ。
 ――約束だ。』


今や健助は、ハッキリと思い出していた。
・・・かつて、彼の人と交わした言葉を。約束を。

『そう。だから僕は今、こうして君らの勝負を見届ける。
 ――君と交わした、約束だから。』


目の前では、早乙女の申し出を受けた道士郎と。
戦いを申し込んだ早乙女の戦いが、始まろうとしていた。

道士郎から距離をとって、構える早乙女。
対する道士郎は、早乙女と向き合い、静かに佇む。

――勝負の幕は、切って落とされた。

数瞬の間をおいて。
早乙女は、勢いよく走り出す。
ドドドドド、と地鳴りさえ呼び起こすような激しい音が、周囲を包む。

「アリャいい手よ、前島の勝ちだ。ガタイが違うよ。」
「なんか、バカみてー。よけりゃいいじゃん。」

不良達の何人かが、話すのが聞こえたが――
構わず健助は、二人の動きをじっと見守る。

やがて、道士郎も早乙女に向かって駆け出す。
――道士郎の動きには、一切の無駄がない。

道士郎の鋭い目線が、早乙女をまっすぐに捕らえる。
それを受けて、早乙女が嬉しそうに笑う。

直後――二人は、激突する。

その瞬間。

――どぉん、と、空気が震えたような気が、した。
音で聴くよりも激しい、激突による衝撃。
その空気の中。
早乙女の巨大な身体が、ふわりと宙を舞い――

ドッと鈍い音を立て、地面に落ちた。


「――良い勝負だったな。」

早乙女をまっすぐ見下ろして道士郎は言い。
――負けた早乙女が、笑う。

道士郎が、早乙女に背を向けて、こちらに向かって歩き出す。

『・・・・・・ウン。
 確かに、良い勝負だった・・・。』

勝負を見届けて、健助は静かに思う。
――と。

「待った、待った、コラァー!!」
「そんなわけあるかい、タコ!!」
「甘ったれてんじゃねーぞ、ボッチャン!!」

道士郎の言葉にカチンと来た不良達が、割れ鐘のような声で騒ぎ出す。
が――

「やめろ!!」

騒ぐ不良達を一括する声に、一斉に黙る不良達。
――それは起き上がった、早乙女の声。

「――勝負だ。勝負だったんだ。」

だが、その言葉の真の意味は、不良達には届かない。

「プッ、ウププウ!!」
「バカじゃねーの、テメーは!!死ね前島!!」
「気色悪いんだよ、寒!!」

前島を一斉にバカにする、怒声の中。

健助は、不良達から隠れるように、校舎の影へとスッと戻る。
このままここにいては、メンドー事に巻き込まれるのは間違いない。
でも。

『 ・・・確かにこの勝負。見届けたよ。・・・道士郎。』

健助は、どこか満足した気持ちでいた。
この勝負を見届ける事が出来て良かったと、心の底から思っている。

と、そこへ――

――ザッ。

勝負から戻ってきた道士郎が、通りかかる。
その音に顔を上げた健助と、道士郎の視線が、重なる。

道士郎は、健助の姿を見て、一瞬驚いたような表情を見せるが――
すぐに、ニコリと笑う。
――とても・・・とても、嬉しそうに。
その笑顔を見て、健助は自然に笑い返そうとして――


――突然、ハッと我に返る。


『――アレ!?俺、なんでここに・・・!?』

それは、まるで夢から覚めたかのような気持ちだった。

・・・何故、自分はここにいるのか。
どうして、彼らの勝負を見届けなければならない、と思ったのか。

ついさっきまで確かに覚えていた『それ』を――思い出せなくなっていた。

それはあまりに突然の事で・・・健助は思わず動揺する。
・・・その内心の動揺は、健助の表情にもハッキリと現れたのだろう。

健助の様子から何かを察したのか、道士郎の顔が一瞬、曇った。
が、彼はすぐにその表情を隠す。

そして・・・少しだけ微笑んで、道士郎は言った。

「・・・勝負の見届け、感謝致す。」

言うと道士郎は、そのまま健助の横をすりぬけ、去っていく。

一方の健助は、ピクリとも動かない。・・・いや。動けない。

・・・何がなんだかわからない。
なんで、自分がここに来ようと思ったのかも。
なんで、「勝負を見届けよう」と思ったのかも。
――なんで、彼に対してこんなにも申し訳ない気持ちになるのかも。

今の健助には、全く理解できなかった。

・・・だけど、そんな混乱する気持ちの中――

最後に道士郎が見せた、とても寂しそうな微笑みだけは。
何故かいつまでも、健助の心に焼きついて・・・離れなかったのだった。




*******

――はい。以上です。

はー(汗)
よーやく、健助の電波っぷりが)一段落ついたかもー(汗)
ホントはこんな展開にするツモリじゃなかった・・・つっても信じてもらえなさそうですね(汗)

なんか知らないけど、私の書く健助殿は、書き手の意志に反して勝手に走り出してしまうコトがよくあります。ってかまだ序盤だとゆーのに既に二回も。
だって最初はこのシーン・・・校舎の上から勝負をチラ見する程度にするツモリだったんですよー!?(爆)

次回からは・・・こんな健助の電波っぷりも収まる・・・と、願いたい・・・
てか、いい加減収まってくれないと、せっかくの貴重な読者の皆様が呆れて去って行かれてしまいそうな気がしてならないとです;(いや、既にもう何人か去ってるかも;)

・・・実際どーなるかは、書いて見ないとわからないですけど・・・(汗)

あと;
なんか最近、だんだん書くのキツくなってるなー;って思ってたら。
だんだん1話分の話が長くなってるじゃねーですか私っ(汗)
・・・そりゃキツいわっ(汗)

まぁ、次回からは、普通記事が一気に短くなる予定な上に週3更新だから、今よりはずいぶん楽になる・・・と思うんだけどなぁ(汗)
あと一応、今回長くなった原因は、表現上原作のシーンを入れたコトにもあるし・・・って、こんなに原作シーン入れて問題あったらどーしよう(汗)

ふうぅ・・・;

・・・どうか、こんな私の書く自己満足度120%な駄文でも;
見捨てずに最後までお付き合いくださると・・・とても、嬉しいです。(土下座)


――では;
今回、ここまで(汗)

  1. 道士郎でござる・駄文
  2. 2006/08/31(木) 23:58 | 
  3. コメント:0 | 

  

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