Maguro Impression
戯言披露ブログ ~ざれごとひろうぶろぐ~

  日々思った事、戯言など適当に書いてます。最近は感想が多め。 IEの文字サイズ「小」推奨。

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道士郎的即興企画・拾


遅れまくりながらも、なおシツコく;
道士郎的即興企画の続きです。
もう完っ全に一日おきじゃなくなってるケド、
週3更新ってコトでカンベンしてくだされ(汗)
てゆーコトは、今回かなり遅れちゃったので、次回は即座に更新か?;;


では、そんな小話は――
「続きを読む」より以降にて。

今回、思うより小話がずいぶん遅れてしまいました。

万が一にもこの小話を楽しみにしている方が、もしいらっしゃいましたら・・・
・・・期待はずれを行ってしまいまして、ホントすいませんです(汗)

前回――
『通常更新な文章を書かない分、ずいぶんとラクになった』
――みたいなコトを書いて、すぐ次回でコレですよ(汗)
一体、どこがガンガン続けて行けるんだか;
・・・やっぱ、制約ないと動けないよーです。私;

なかなか難しいですな・・・。・・・はう。


では。
・・・以下、小話の続きです;


*******

第9回 ~ 記憶の中の、言葉




「・・・それこそ、俺らがビビこいてる前ちゃんや芝山なんか、
 目じゃねーんじゃねーの?」


校舎の裏庭。
・・・前島は、校舎の影に立ち尽くし、彼らの話を聞いていた。
図らずも立ち聞きをする形になってしまったが・・・
その事で、いつもつるんでいる連中の本音を聞いてしまった。

『・・・ホント・・・パッとしねぇ奴らだ・・・。』

唾を吐くような想いで、前島は校舎へと戻る。
連中の本音を聞く行為には少々後味が悪いのもあるが・・・何よりもその内容は、彼の気分を悪くさせるものだった。
道すがらにすれ違う人間は、皆、前島の不機嫌そうな顔を見て、すかさず道を空ける。
そのチマチマした連中の行動が、前島のイライラを更に募らせる。

だが、そんな時に、前島の脳裏に浮かぶのは──
あの勝負の時に道士郎が見せた、青空のように清々しい笑顔だった。
・・・事あるごとに脳裏に浮かぶその笑顔は、前島を今までとは少し違う意味でイライラさせた。
全く不可解な笑顔でありながら、なぜかそれは彼の頭から離れようとしないからだ。

『・・・アイツは・・・一体何なんだ?
 何で、アイツはオレにだけ・・・あんな風にヘラヘラと・・・』


前島の足は、いつしか教室へと向いていた。

『・・・クソッ、ホントわからねェ。
 何なんだ、一体・・・』


そうして鬱々と考えていたその時――

  『――男だと思ってるんですよ。 勝負をする、価値のある。』

不意に、前島の脳裏にある人の言った言葉が蘇った。
突然の事に、前島は思わず、その足を止める。
それは、かつて自分が『誰か』に言われた言葉・・・のように、思えた。

『・・・男だと・・・?勝負する価値のある・・・?』

自問自答をするかのごとく、前島は問いかける。

  『――勝負をしてみたいと思わせる男なんですよ。』

前島の問いに呼応してなのか、再び記憶の中の言葉が蘇る。
それはまるで、かつてその通りのやりとりが本当にあったかのように、ハッキリとした記憶だった。

『・・・俺に・・・価値が・・・。』

そこまで思い至ると、前島は思わず顔をほころばせる。
自分でも自覚しない程に、自然に。

・・・記憶の中の誰か・・・。
まっすぐにこちらを見上げて言ったその人物が、誰だったか、どんな姿だったかは、ハッキリとは思い出せないが。
その言葉がキッカケとなり――
前島は、自身のイライラした気持ちが、すぅっと解消されてゆくのを感じていた。

『・・・価値のある、男・・・か。
 そういや、そんな言葉を誰かから聴いたコトがあったっけな・・・。』


立ち止まっていた前島は、廊下の窓から外を見る。
眼前には、気持ちの良い青空が広がっていた。
――なんとも、すがすがしい気分だった。
胸につかえていた何かが、キレイに取れたような想いだった。

・・しかし、そこに至って前島はようやく気づく。

『・・・アレ?
 でも、俺・・・一体誰にそんなコト言われたんだっけ?』


前島は、中学生時代からそれより更に昔の記憶までを、覚えてる限りの顔を思い出そうとするが・・・どの記憶の中にも、彼の姿に該当する人物が見当たらなかった。
自分より背丈が低くて、まっすぐな瞳をした――アレは誰だったのか。
それは、まるで霞がかかったかのようなおぼろげな記憶だった。
言葉だけは、ハッキリと思い出せるのに。

だが、決してそれは妄想ではない。彼は確かに存在していた。
――何の根拠もなく、前島は直感的にそう感じる。

なぜなら――
彼のあの言葉も、あの存在感も――
自分が作った妄想とはとても思えない程、ハッキリとしたモノだったからだ。

「・・・マジで、ワケわかんねェな・・・。」

呟き、前島は再び窓から見える空を見上げた。
視線の先の空は、どこまでも青く、澄み渡っている。
その空は何故か、道士郎の笑顔を・・・道士郎との勝負を、前島に思い起こさせた。

そうしていたら、なんだか色々な事がどうでも良くなってきた。

『・・・でも、まぁイイか。』

前島は軽く肩をすくめて、再び歩き出す。
──だいたい、自分にはこういう考える事は合っていない。
結局、前島は記憶の中の人物の追求を、すっぱり諦めたのだった。

道士郎の、あの笑顔の理由がなんとなくでもわかった。
――ただそれだけで、前島にとっては充分だったから。




*******



――はい。以上です。


今回は・・・苦労しました(汗)
・・・その挙句、UPの予定が火曜日の所が、すっかり木曜日深夜便になってしまいましたし;

今回の苦労した理由は、またもキャラが想定外の方向に走った故なのですが;
今度は・・・サータンが・・・。orz

実は今回・・・。
この部分を書くより先に、今とは全く違う結末の後半部分を書いてまして。
で、コレだけじゃワケわからんからってんで、前半を後から書いたのです。
・・・したら、その前半部分で・・・サータンがアッサリ納得しちゃったモンだから。

前もって書いていた後半部分を丸々カットするハメになってしまったのです;

やっぱし・・・ちゃんと、順序通りに書くべきですね;;
・・・時間かけすぎ・・・(汗)

それでも、せっかく書いた後半部分なので、なんとかシーンとして組み込もうとして四苦八苦はしたのですが・・・。
・・・結局、上手いこと組み込めませんデシタ;(ムダな苦労;)

もう、これだけやっても上手く組み込めないってコトは、このシーンはいらないってコトなんだろーなと勝手に結論づけて。

しかし次回、性懲りも無く今回カットした部分を使う可能性もあったり(汗)

・・・まぁ、なるよーにしかならないです、ね。(汗)


あ。でも、次回は・・・。
・・・もしかしたらですが。この企画を一回お休みして、全然違う道士郎パロディを書く可能性が・・・なくはない、です;・・・重陽の節句に合わせて、ちょっとやってみたいコトがあるのですわ。
・・・できなかったら、即興企画の続きになると思われますが;

次回、何の音沙汰もなく、フツーに即興企画の続きになってたら・・・
・・・パロディ書きに失敗したんだな、と思ってやってください・・・(汗)


・・・では。
今回は、ここまで、です。

  1. 道士郎でござる・駄文
  2. 2006/09/07(木) 23:58 | 
  3. コメント:0 | 

  

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