Maguro Impression
戯言披露ブログ ~ざれごとひろうぶろぐ~

  日々思った事、戯言など適当に書いてます。最近は感想が多め。 IEの文字サイズ「小」推奨。

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道士郎的即興企画・拾弐


週3更新さえも、もう既にヤバくなってまいりました。
それでもなおシツコク、道士郎的即興企画は続きます。
そろそろ飽きられ&呆れられてる気もしなくはないけど;ソレでも続けます(爆)

では、そんな小話は――
「続きを読む」より以降にて。

さて。

前回、私は――
「ゆっくり話が進むのもここまで。これからは話が加速していく」
・・・とか、のたまってましたが。
どう見ても話は進んでいません。本当にあり(ry
こっ・・・こんな調子で・・・・本当にまとめられるのか・・・?(弱音)

とりあえず・・・
今回は原作の隙間を突いたオリジナル展開でし。


以下、小話のつづき~・・・


*******


第11回 ~ 予定なき邂逅・前編


穏やかな日曜日の午後。

小坂健助は、少し早めな犬の散歩に出かけていた。
ヒマだった事もあり、健助はいつもの散歩コースより少し足を遠くに伸ばしてみる。

最初の頃は興奮してぐいぐい綱を引っ張っていたジョンも、落ち着いてきたのか、あるいはいつもより長いサンポにダレてきたのか、健助の後ろをとぼとぼと歩く。
やがて健助は、公園のベンチにちょこんと座り、ジュース片手に一休みをする。

『こんなに長いコト歩いたの、久しぶりだなぁ・・・』
運動をした後の風はさわやかで心地が良い。
公園のベンチで健助はしばしぼうっとする。

目の前には、日曜の穏やかな公園の姿。
・・・高校への通学路の近くにあるこの公園は、思うよりも意外に広く、市民の憩いの場になっている。
わいわいと、楽しそうに遊具で遊ぶ子供達。
広場でローラーボートだのインラインスケートだのを楽しむ人達。
健助と同じように、犬の散歩をしている人。
子供と遊ぶ武士。
実に様々な人達が、公園の中にいる。

『・・・・・・・って・・・。』

「なんで武士ッ!??」

思わずツッコミ叫びをしながら、ベンチから飛ぶように立つ健助。

その声に気づいたのか――
子供達と遊んでいた武士・・・桐柳道士郎が、こちらを振り向く。

「おお!健助殿ではござらぬかっ!奇遇でござるなー!」

実ににこやかな笑顔で、はたはたと手を振る道士郎。
子供に別れを告げて、武士はこちらにやってくる。

『・・・ウッ・・・しまった・・・!
 関わらない、って決めてたのに、ついツッコミをっ・・・!』


内心、かなり焦りつつも、健助はその顔に笑顔を張り付かせて道士郎を迎える。
道士郎はにこにこ笑顔で、健助の隣にすとんと腰掛ける。

『・・・ていうか、俺、別に道士郎クンとはそんなに仲イイわけでもないのに・・・
 なんでこっちに来るかな?そしてフツーに隣に座るかな?
 それに、なんでそんなに嬉しそうなんだ?』


笑顔を張り付かせつつも、健助は内心穏やかではない。

道士郎が転校してきてからほぼ一週間。
健助と道士郎は、特にコレといって仲の良い間柄という訳でもなかった。

確かに出会い方は、健助にとって少々印象的でもあったし――
どういう訳か、道士郎と「早乙女」の勝負を見届けたりもした。

だが、その後、特にコレといって何かがあったわけでもない。
健助自身があまり道士郎とは深く関わろうとはしなかったせいもあるだろうが・・・。
せいぜいが、朝会えば挨拶をする顔見知り程度の関係だろう。

それなのに。
今、健助の隣に腰掛けている武士は、思いがけず健助に会えた事が嬉しくてたまらない、といった様子でさえある。
そんな道士郎の様子に、健助は正直、戸惑っていたのだ。

『そんなに、クラスメートに会った事が嬉しいのカナ?
 ・・・日本に来たばかりで不安もあるのかもしれないし・・・。』


「健助殿も、散歩でござるか?」
健助の内心の戸惑いも知らぬ様子で、道士郎は問いかける。
「え?ああ、ウン。犬の散歩でね。」
健助は、手に持った綱をひょいっと持ち上げて道士郎に見せる。

『・・・もしかしたら、何かイイコトでもあったのかも。』
やはり上機嫌な道士郎の様子にそう思いながら、健助は言葉を続ける。

「エット・・・道士郎クンも、散歩?」
「左様でござる。
 まだこの街にはそれほど馴染んでおらぬからの。」

「へー。そうなんだ。」
『・・・じゅーぶん馴染んでるよーに見えたケド・・・』

先程の子供達との様子を思い起こしながら健助は思うが、口にはしない。
道士郎も、特にその後、何かを言う訳でもなく――

「・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・。」
自然と、二人は黙りこむ形になる。

『い、いかん・・・なんか、気マズイかもしれない。
 なにか、話題は・・・』


その沈黙に耐えられず、何か話のキッカケを見つけようとして、
健助は、横目でちらりと隣の道士郎の顔を見る。

その視線の先の道士郎はというと・・・
何食わぬ顔で、辺りの木々をボーッと見ていた。
沈黙による気まずさなど微塵も感じていないような顔で。
まるで、健助の隣にいる事が自然な事であるかのような顔で。

その涼やかな横顔を見ているうちに、
健助は不意に、道士郎の寂しそうな笑顔を思い出す。

それは、道士郎が一度だけ見せた表情だった。
「早乙女」との勝負の後、健助と目があった時に見せた、あの寂しそうな笑顔。

それを思い出して――健助は、なんだかとても切ない気持ちになる。

あの時、道士郎にあのような表情をさせてしまったのは・・・
確証は無いけれど、たぶん、間違いなく自分だと、健助は思っていた。
・・・その事に、妙に罪悪感を感じるのだ。

そんなコトを考えているうちに――
健助は、道士郎から目が離せなくなる。

「・・・健助殿?どうなされた?」
当の道士郎に声をかけられるまで、ずっと。

「――へ?
 いや、あの、何でもないよ。
 ――何でも。」

声をかけられ、健助はようやく自分が彼の顔をずっと凝視していた事に気づく。
「・・・そうでござるか?」
不思議そうに言う道士郎。
その様子に、健助はなんだか更に恥ずかしくなり・・・

『――って、何、男の顔じっと見てるんだ俺はっ』
妙にどぎまぎする心を落ち着かせようと、手にしていたジュースをぐいっと飲んだ。



*******


――はい、以上です。

ていうか、モロに途中でぶった切りました。
なんか、最初に思ってた以上に長くなりそうだったのと、思うより時間がかかりまくったコトと、このままじゃ週3更新も出来なくなるというコトと・・・(汗)
・・・って言い訳やり出したらキリないな;

後編は、できれば今日明日中に;


しかし、なんかまたも思わぬ方向に話が行きかけてるし;
なんか、すごいトノブシだかブシトノっぽくなってきてるか・・・も;
ていうか、恋する乙女か?ウチの健助はっ(汗)
・・・注釈つけた方がイイかな。「BL系苦手な人はご注意を」とか。
でも、それほどでもない気もするしな~・・・うーん・・・(汗)
しかし、裏設定はもうとんでもなくBLだったりするしな(核爆)まぁ、そこまでは書かないケド。裏設定だから。

と・・・とりあえず、今回、ここまでっ;

  1. 道士郎でござる・駄文
  2. 2006/09/15(金) 23:58 | 
  3. コメント:0 | 

  

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