Maguro Impression
戯言披露ブログ ~ざれごとひろうぶろぐ~

  日々思った事、戯言など適当に書いてます。最近は感想が多め。 IEの文字サイズ「小」推奨。

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道士郎的即興企画・拾参


・・・さて。
そろそろ、いーかげん、調子を戻さないと;
調子を取り戻す為に、以前の文章を読み返してたら・・・なんだかもぉ、あまりにも酷すぎる文章のヘタクソっぷり&原作との性格の相違っぷりに、だんだん悲しくなってきたりもするけれど(泣)

・・・にしても、かなりの間が開いてしまいました。(反省)
もう、週3更新・・・なんてヌケヌケ言ってらんない状態です;
・・・もはや完全に月1更新レベルですよ;せ、せめて月3更新目指したい・・・(←目標低すぎ;)

では、そんな情けない更新の続きは――
「続きを読む」より以降にて。


『後編は、できれば今日明日中に;』

・・・とかいう超ウソッパチを書いてから、幾日経ったコトでしょうか・・・。

――ちょうど一ヶ月なんですね。実は。(爆)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

もし、万が一にでも楽しみにしていた方がいてくださったらホント・・・

ゴメンナサイ;m(__;)m

しかしもぉ、こんだけ間が開いちゃったらいいかげん呆れて、待っててくれるヒトは既に誰もいないよーな気もしなくは・・・(汗)

と、とにかく・・・
遅れまくっておきながらヌケヌケと、ではありますが・・・(泣)
・・・続き・・・です・・・。

前回(第11回~予定なき邂逅・前編)はこちら;(間が空いたので、リンクも貼ってみました;)


*******

第12回 ~ 予定なき邂逅・中編



『なんか・・・彼が転校してきた頃から、こんな事ばかり起こってる気がするな・・・』

ジュースを飲んで一息ついたら落ち着いたのか――
手元のペットボトルを見つめ、健助は一週間前のコトを思い返す。

突然、訳のわからない寂しさに襲われたり、何かをしなけれならない気持ちに突き動かされたりした、あの妙な気持ちの事を。

『・・・いや。正確に言うのなら、道士郎クンが転校してくる前から、なんだかオカシかった気がする。』

あの夜のコンビニ。
――何も起こらなかったけれど、何かがおかしかったあの夜。
・・・正体のよくわからない、違和感や喪失感。

明けた月曜日の朝。
――公園で見かけた「武士」の姿。
・・・妙に心に残った、彼の微笑み。

月曜日の休み時間。
――見届ける事になった、道士郎と「早乙女」の勝負。
・・・突き動かされるように動いた、あの時。

その翌日の休み時間。
――あの「前島」と、なんだか普通に話していた自分。
・・・「前島」に恐怖を覚えなかった自分。

その全てが、よくよく考えたら・・いや、考えなくても。
自分の今までの日常からは考えられない、どこかオカシイ出来事だった気がした。
・・・これら全ての原因が、道士郎にあると考えるのも乱暴な話かもしれないが・・・健助は、そこに何かの因果関係はあるような気がしてならなかった。

そんな事を思いながら、
健助は再び、道士郎の横顔をチラリと盗み見る。

・・・そこにあったのは、先程と寸分違わぬ道士郎の横顔。

「・・・・・・・・。」

特に何をする事もなく、正面の大きな木をボーッと見ている。
・・・健助が横で色々と考えているというのに、それを詮索するコトもなく。
ただ、自然に。当たり前のように。道士郎は健助の隣にいた。

「・・・・・・・・。」

その横顔を見て、健助はなんだか妙に気が抜けるのを感じた。
道士郎のボーッとした様子を見ていると、こうして自分がグダグダと色々考えてるのが、なんだか急にバカらしくなってきたのだ。

・・・確かに。彼に絡んでいるような、そうでないような所で、色々不可解な気持ちに駆られる事はあるけれど。
けれど、よくよく考えてみれば、ソレによって健助の生活に何か大きな影響があるわけでも、実害がある訳でもなかったのだ。

『――だったら、別に気にしなければ、それまでではないだろうか?』

ようやく考えに一区切りがついて。
健助は、ふぅ・・・と、深呼吸をしてベンチにもたれかかり空を見上げる。

と、その時。フイに、風がさぁっと公園の中を駆け抜けた。
春の暖かく優しい風が、健助の頬を撫で、
ふわりと吹き上げる風が、公園の木々の木の葉を揺らす。

『ああ・・・春だナ。』

考えにとりあえずの区切りをつけ。
健助は、ボーッとしながらそんな平和な光景を見つめる。
・・・もしかしたら、道士郎につられたのかもしれないな、とか思いながら。

――と。

「・・・桜・・・か。」

ぽつりと呟く言葉が、健助の耳に届いた。
・・・ほんの僅かな声だったが、それは確かに道士郎の声で。

ござる口調ではない言葉使いと、その言葉に含まれた憂鬱な雰囲気が、なんだか妙に道士郎らしからぬ感じだったので、
健助は、思わず道士郎の方を振り返る。

「・・・・・・。」

そこには、先程とさして変わらない様子の道士郎がいた。
けれど。心なしか、その表情は少しだけ寂しそうにも見える。
よく見ると、ボーッとしているように見えたその視線は、まっすぐに正面を見据えていた。
視線の先を辿ると――そこにあったのは、一本の大木。
それは、健助達が座るベンチからちょうど正面方向にある大きな木で。
道士郎が呟いた通りに、その大木は桜の木だった。

「・・・あの桜の木が、どうかしたの?」

思わず問いかける健助。
普段、花やら植物の種類やらをあまり気にしていない健助でも、あの木が桜の木である事は知っていた。
今年の春にその大木が満開の花を咲かせていたのは、記憶にも新しい。

「――へ?
 あ、その、拙者の言った言葉、き、聞こえてたでござるかの?」

「ウン。」
何故か慌てた様子でどもる道士郎に、健助はコックリ頷く。

「そ、そうでござったか。
いや、その、あのサクラじゃがの。
やはり、こ、この時期は咲いてはおらぬな、と思ってたのでごじゃるよっ」

『・・・何、慌ててるんだ?』
モロに言葉をどもらせる道士郎をちょっと不思議に思いながら。
「そりゃそうだよ。桜は春の初めに咲くモノだよ。今はもう5月じゃんか。」
「うむ、やはりそうでござったか。
 いや、残念でござるな。日本に来たら桜が見られると思っておったのじゃがっ」

冷静に答える健助に、道士郎はこくこく頷きながら、妙に力強く言う。

『・・・まさかとは思うケド・・・もしかしたらアメリカみたいな外国だと、「日本では年中桜が咲いてる」とか思われてたりするのか?
 ――って、ンな訳はないか。』


「えっと・・・道士郎クンは、桜が咲いてるのを見たこと無いの?」
「エッ・・・」
健助の問いに、何故か道士郎は一瞬言葉を詰まらせる。

「・・・そうでござるな。
 日本では、まだ・・・無い・・・で、ござる。」

言うと道士郎は、少し寂しそうな笑顔を浮かべて、再び桜の木を見上げた。

「フーン、じゃあ、ネバダではあったんだ。」
「・・・!」
健助の言葉に反応して、驚いたように固まる道士郎。
「・・・道士郎クン?」
訝しがる健助の呼びかけに、道士郎はこちらを振り向くが。
「・・・いや。何でもないでござる。
――そうでござるな。見たことはあるでござるよ。」

健助の表情を見ると、すぐに元の様子に戻り、道士郎は普通に答える。
そんな道士郎の様子を健助はさして気に留めず、言葉を続ける。

「へー。そうなんだ。やっぱ、アメリカの桜って日本とは違う?」
「・・・どうでござろうな・・・。」
「そっか。まだ日本じゃ見たことないんだったよね。」
「・・・・・・。」
「・・・残念だったよね。
 日本では、この間咲いたばかりだから、今度咲くのは一年先だよ。」

「・・・・・・・。
・・・そうでござる・・・な。」

だんだんと声のトーンが落ちていく道士郎。

『・・・そ、そんなに桜を見たかったのカナ?
 もしかして、マズい事言ったかな?』

そんな道士郎を見て、健助は少し焦る。

「あ、あの・・・道士郎クン?
 そ、そこまで気落ちしなくても、また来年になれば見られるからさ・・・?
 ちょ、元気だして?」

慌てて慰めるように言った、直後。
「――うむ。
 そうでござるな!」

イキナリ、しゃんとして答える道士郎。

ずべしゃっ!

そのあまりの態度の豹変ぶりに、健助は思わず盛大にズリコケる。

「ケ、ケンスケ殿!?突然どうなされたでござるか?」
突然のコトに驚く道士郎。
「・・・だ、大丈夫。なんでもないよ。ゴメンね。」
ズリコケたベンチへと這い上がりつつ、健助は言う。
そうしていたら、なんだか急に可笑しくなってきて、健助はくすりと笑みを漏らす。

道士郎が慌てた様子がなんだか妙に滑稽に見えた事と。
余計な心配をしてしまった自分自身が可笑しくなってきて。

その笑みを見たのか、道士郎が不思議そうな顔をしてこちらを見る。

「拙者、何かオカシな事を言ったでござるかの・・・?」
「いや。ホントなんでもないよ。ゴメンゴメン。」
「・・・そうでござるか?」

そうして二人で顔を見合わせ、互いに笑い合うと。
健助は再びベンチに座りなおした。




*******


――はい、以上です。

実は、またも途中でぶった切り。

・・・また、書いてる内にどんどん長くなってたので;(予定では、今回は『後編』になるハズだった;)
原因としては、道士郎がイキナリ「・・・桜・・・」なんて呟いたりするから、余計に話が長くなったんですが;

相変わらず、キャラが勝手に動きます。
・・・話のコントロールが効きません。(ソレは仮にも話書きとしてどーなのか自分;)

ていうか、今回のこの話がやたらと間が開いたのも、実はこのコントロールが効かないコトが原因だったりするのだけど・・・。
・・・カンジンのその『苦労した部分』は、本文が長くなりすぎたので、次回に繰越になっていたりしますし;(爆)

こ、今度は、一ヶ月も空けないように・・・しないと(汗)
(↑もうハロウィンに合わせるコトは諦めたらしい(爆))

・・今回、ここまで・・(汗)


――と、言いたい所だけど。
今回、ちょっとオマケも書いたので、ソレも載せてみる。(オイ;)


*******

第12回~予定なき邂逅・中編、の後半部分の、道士郎ver.


ふと、例の桜の木が目に留まる。
・・・この桜の木には、道士郎にとっては大きな思い出のある木だった。

「・・・桜・・・か。」
道士郎は、思わず呟く。

『・・・もう、健助殿とこの桜を見るコトもないのだろうか・・・。』
そう思うと・・・なんだか道士郎は、とても寂しい気持ちになった。

と、その時。

「・・・あの桜の木が、どうかしたの?」
フイに、隣の健助が話しかけてきた。
その言葉に道士郎は、自分が思っていた事を口に出してしまった事を悟る。

「――へ?
 あ、その、拙者の言った言葉、き、聞こえてたでござるかの?」

「ウン。」
しまった、と強く思いながら、
それでもなんとか誤魔化せないかと、道士郎は言葉を続ける。

「そ、そうでござったか。
いや、その、あのサクラじゃがの。
やはり、こ、この時期は咲いてはおらぬな、と思ってたのでごじゃるよっ」


道士郎の慌てた様子に、健助は不思議そうな顔をしていたが・・・

「そりゃそうだよ。桜は春の初めに咲くモノだよ。今はもう5月じゃんか。」
冷静に、ごくごくまっとうな言葉を返してくる健助。

健助のその様子に、道士郎は内心、ほぅっと安堵する。
・・・『健助殿と一緒に』の辺りまで口に出してしまったかと焦っていたが、どうやら、その部分は健助の耳には届いてはいなかったようだ。

「うむ、やはりそうでござったか。
 いや、残念でござるな。日本に来たら桜が見られると思っておったのじゃがっ」

安心感からか、道士郎の言葉には必要以上に力が込められる。
そんな道士郎の様子に、健助は少しだけ何かを考えこんで、言う。

「えっと・・・道士郎クンは、桜が咲いてるのを見たこと無いの?」
「エッ・・・」
――それは、道士郎にとって思いもよらない質問だった。
それ故に、どう答えていいものかという迷いが、道士郎の言葉を一瞬詰まらせる。

だが。答える言葉は、最初っから決まっていた。
一応とはいえ、今の状況では、道士郎は日本での桜を見た経験がない事になっているのだから。

「・・・そうでござるな。
 日本では、まだ・・・無い・・・で、ござる。」


道士郎は、なんとか笑みを浮かべて、健助にそう答える。
しかし、彼にウソをつく罪悪感が、道士郎の言葉を途切れ途切れにさせる。

そう。・・・この言葉は、ウソだった。
道士郎は、既に桜を見た事があった。日本で。この街で。
でも、健助にその事を伝える訳にはいかない。
だから、こう答えざるを得ないのだ。
そんな道士郎の内心の葛藤も知らず、健助は言葉を続ける。

「フーン、じゃあ、ネバダではあったんだ。」
「・・・!」
健助が何気なく言ったその言葉に、再び固まる道士郎。

・・・あの転校してきた日の自己紹介の時。
道士郎は、自分がネバダ州から来た事までは言っていなかった。
だから。
本当なら健助は、道士郎がネバダから来た事を知っているハズが無いのだ。
――それを、知っているというコトは・・・。

「・・・道士郎クン?」

そこまで考えた所で、健助が声をかけてきた。
不思議そうにこちらを見ているその表情は・・・けれども、道士郎の期待を少しだけ裏切るモノだった。

「・・・いや。何でもないでござる。
 ――そうでござるな。見たことはあるでござるよ。」


「へー。そうなんだ。やっぱ、アメリカの桜って日本とは違う?」
「・・・どうでござろうな・・・。」
「そっか。まだ日本じゃ見たことないんだったよね。」
「・・・・・・。」
「・・・残念だったよね。
 日本では、この間咲いたばかりだから、今度咲くのは一年先だよ。」

「・・・・・・・。
・・・そうでござる・・・な。」

だんだんと声のトーンが落ちていく道士郎。
色々な事を考えると、なかなか素直に受け答えがし辛かった。
それ故に、どうしてもそういう態度になってしまっていたのだ。
・・・けれども。

「あ、あの・・・道士郎クン?
 そ、そこまで気落ちしなくても、また来年になれば見られるからさ・・・?
 ちょ、元気だして?」

その態度が、健助にあらぬ誤解を与えてしまったのだろう。
慌てて慰めるように言った健助の言葉に、道士郎はそのコトに気づく。
『・・・健助殿に、余計な心配をかける訳にはゆかぬな。』
そう思いなおすと、道士郎は背筋をしゃん、と伸ばし、元気よく答える。

「――うむ。
 そうでござるな!」

言ったその瞬間。

ずべしゃっ!

イキナリ、ベンチから盛大にズリコケる健助。

「ケ、ケンスケ殿!?突然どうなされたでござるか?」
突然のコトに、ビックリする道士郎。
「・・・だ、大丈夫。なんでもないよ。ゴメンね。」
ズリコケたベンチへと這い上がりつつ、健助は言う。
と、フイに、健助が、くすりと笑みを漏らした。
健助が何故笑うのかわからず、道士郎は思わず問いかける。

「拙者、何かオカシな事を言ったでござるかの・・・?」
「いや。ホントなんでもないよ。ゴメンゴメン。」
「・・・そうでござるか?」

そうして二人で顔を見合わせ、互いに笑い合うと。
健助は再びベンチに座りなおした。


*******

今回は、道士郎視点バージョンを考えながら書いたので。
ついでなので、こっちも載っけちゃいました。
・・・ある意味、ネタバレ?;
ていうか・・・こーいうのって、何処まで謎とその解答を小出しにしてイイものか、よくわからなひものですな・・・(汗)
未熟者ですいません(滝汗)


では、今度こそ。

・・・今回、ここまで;


  1. 道士郎でござる・駄文
  2. 2006/10/15(日) 17:53 | 
  3. コメント:0 | 

  

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