Maguro Impression
戯言披露ブログ ~ざれごとひろうぶろぐ~

  日々思った事、戯言など適当に書いてます。最近は感想が多め。 IEの文字サイズ「小」推奨。

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道士郎的即興企画・拾四

もう、言い訳も出来ないくらい、間が開いてます。
てゆーか、前回より更に空く時間が酷くなってます;
・・・『一ヶ月も空けないようにしないと』なんてどの口が言えたモノだか;;;;

では、続きは――
「続きを読む」より以降にて。
コレは、余談ですが。

私は、道士郎の日程表を作っています。(いまだ未完成だケド;)
(一応、今のこの小話も、その日程表をビミョーに念頭に置きつつ、書いてたりします。・・・効果は薄いケド;)

それで、作った手前、現実時間の季節が作中の季節と重なる時は、アレはどーだったのかコレはどーだったのか?とか考え直したりします。

で。
・・・道士郎の8巻が出た頃、
私は、道士郎がネバダから再び戻ってくるのは、10月の終わり頃から11月頃だ、と推測していました。(作中の情報等から色々吟味した結果)

で。道士郎が帰って来るという知らせが来た時。
健助はマフラー巻いてたし、エリタンはコートまで着てた。

でも、実際に10月後半になった頃・・・街を見渡してみても。
誰もマフラー巻いてなければ、コートも着てなかったんですよ;

・・・こりゃ、ヤバいと思いましたね。

もしかしたら、考察は全然違っていて、
道士郎が帰ってくるのは、11月の中頃か終わり頃だったのかもしれないのでは?と。

・・・ソレの何処が問題かって。

実は、今書いてるこの話。
道士郎が戻ってきたのは、10月30日頃、という設定にしてたんです;
・・・そう。あからさまに日にちがズレてるんです(汗)

しかし設定上、コレ以上引き伸ばすとちょっと・・・ってカンジになるし;
でもやっぱり、原作に合わせて11月にする方がイイような気がするし;

・・・で、なんやかんやで色々悩んでたわけなのですが。

つい最近になって。
どうやら、今年は平年より気温が高いらしい、というコトを知って。
この問題は、単なる杞憂であったコトが明らかになったのです。

・・・今年が平年よりあったかいって、コトなら、
平年なら、もーちょっとマフラー&コートの時期が早い(10月後半には装着)ってコトだし。

なら、何も悩む必要はなかったワケですな。

・・・まぁ、散々悩みまくった結果、もう、最初の10月30日に戻ってきた設定を貫いてしまえっ!――という結論に落ち着いてはいたのですケドね;
(ハロウィンというイベントもあって、なんかちょうとイイし。それに加えて、原作とは既になんか色々ズレてるっぽいし。)


では。
色々ぐだぐだ書いた所で。

以下、小話のつづき~・・・

*******

第13回 ~ 予定なき邂逅・後編



道士郎が転校してきてから一週間。
健助は、道士郎には関わらないよう、極力彼を避けてきていた。

それは、道士郎の言動・行動からして、彼がとんでもないトラブルメーカーである事を早くに察知していたからだ。
道士郎に関わる事は、彼が呼び込むトラブルに巻き込まれるという事であり、様々な厄介事と付き合わなければならない事でもある、と。
それは健助の望む平穏無事な日々、というヤツからは大きくかけ離れていた。

それ故に、健助は、彼を避けていたのだった。

――けれど。
今、健助は、こうして道士郎と一緒に笑いあっている。

なんだか、道士郎と過ごしている事が妙に心地よくて。
まるで長い事会っていなかった親友と過ごすような楽しさで。

健助は、道士郎と関わらまいとしようとしていた気持ちを、すっかり忘れていた。
・・・もっとも、健助自身はそのコトを自覚してはいなかったけれど。



『ホント・・・道士郎は、不思議なヤツだな・・・。』
一息ついて、健助は思う。

常識から外れているようで、妙にまっすぐで。
それでいて、いつの間にか皆に受け入れられている。

それは、学校においてもそうだ。
まだ、彼が転校してきてから一週間も経たないというのに・・・
もはやあの学校は、すっかり彼を中心に回っているとさえ言ってもいい状態だ。

『――あ。そういえば。』

そこまで考えて――
健助は、道士郎に聞いてみたいコトがあったのを思い出した。

「あの・・・道士郎クン。
・・・ちょっと君に聞きたいコトがあったんだけどさ。」


「何でござるかの?」
素直にこちらを向く道士郎に。
意を決して、健助は次の言葉を口にする。
「・・・なんで君は、前島クンの事を、『クズ』って呼んでるの?」

それは、ここ最近、健助がずっと疑問に思っていた事だった。



――道士郎と早乙女の勝負から数日後。

ふと気が付いたら、前島はクラス中の・・・否。
学校中の人間から、「クズ」呼ばわりされていた。

原因を辿ってみると、事の起こりは、今、この目の前にいる道士郎が。
前島を「クズ」と呼び始めた事がキッカケらしかった。

その事を知ったとき、健助は疑問に思った。

なぜなら、健助は道士郎が転校してきた日、彼と前島が勝負をしていたのを見ていたからだ。
健助としては、あんな気持ちの良い勝負をしていたハズの前島の事を、何故に道士郎が「クズ」呼ばわりをするのかが、全く理解できなかったのだ。

それに加えて、健助は数日前に、前島と話をしていた事で、彼に少し親近感みたいなモノを覚えていた。
そんな健助にとっては・・・なんだか前島がクズと呼ばれてヘコんでいるのが、気の毒にも思えていたのだ。

けれど、健助自身があまり道士郎と親しくなかった事に加えて、自分で『道士郎にはあまり関わらない』と決めていた事もあって・・・
道士郎が、何故に前島の事を突然、「クズ」と呼び出した理由については、ずっと聞きたくても聞けなかった事でもあったのだ。



・・・健助の問いに、道士郎は僅かに眉をひそめる。
そして、おもむろに口を開くと。

「――あの者がクズだからじゃ。」

切り捨てるように一言だけ。
キッパリと言い放った。

「・・・・・・・。」
あまりにミもフタも無い道士郎の答えに、思わず硬直する健助。
「・・・・・・・。」
つられて黙り込む道士郎。

――二人の間に、ミョーな沈黙が落ちる。

「・・・いや、だから・・・さ。
なんでそーなったのか?、って聞きたいんだケド?」


軽くフラつきそうになる頭を抑えて健助は言う。

「だって、あの『勝負』の時――君ら、なんかイイカンジだったじゃんか。」

言いながら、健助はあの裏庭での二人の勝負を思い出していた。
あの、何かわからないけれど、妙に涼やかで気持ちの良い世界が広がっていたあの時の事を。

「・・・わかっておらぬの健助殿。
 だからこそ、なのじゃ。」

「――は?」
淡々と言う道士郎に、思わず健助は聞き返す。

「うむ。・・・健助殿はご存知ないと思うが――
 奴は、拙者との最初の勝負の際に、名前を偽ったのじゃ。
 ――『早乙女 愛』とな。
 真剣勝負の際にウソを付くなど言語道断。決して許される事ではないのじゃ。」

「え、エット・・・」
道士郎の口から次々飛び出すトンデモ理論に・・

『な、名前を偽った事に怒ってるのか?あそこまで?
 真剣勝負・・・いや、そりゃ確かに勝負だったけど・・。
 そういう時に名前を偽ったらダメなのか?クズなのか?
 ってか、あそこまで許されないコトなのか?
 別に『まぁ、いいじゃん』って思うし俺。
 ・・・って、もしかして、そう思う俺もクズか?クズなのか?』

健助は、頭の回線が軽くショートしかけるのを感じていた。

「健助殿?いかがなされた?」
「あ、アア・・・ウン。ごめん。ちょっと頭が・・・いや、何でもないよ。。」
クラクラする頭を右手で軽く抑えて。
「エ、エート・・・。
 じゃあ・・・どうすれば君は、前島君を許してあげるのカナ?」

やっとの思いで、搾り出すように言葉を続ける。

「――それは無いでござるな。
 『覆水盆に返らず』、じゃからの。」

「・・・そ、そうなん・・・だ。」
キッパリハッキリ言う道士郎に、脱力する健助。

『・・・ソレじゃ前島クン、一生救われないじゃんか・・・
 っていうか、なんか大きいようで小さい事言ってないか?このヒト。
 一体、彼は何なんだ??何者なんだ?・・・って、武士か。
 いやちょっと待て。
 そもそも武士って何?なんで彼は武士なんだ?
 ていうか、なんで俺、道士郎が武士だってアッサリ認めてるんだ??』

先程より更にクラクラする頭を両手で抑え、健助はうめく。

「・・・大丈夫でござるか?健助殿。」
そんな健助の様子に、さすがの道士郎も健助の様子を伺ってくる。

「う、ウン。大丈夫・・・たぶん。
 なんとゆーか、常識を見失いかけているような気がしてきたというか・・・」

「常識、でござるか?」
「・・・ウン。常識。」
道士郎の言葉に頷く健助。
ふぅ、とため息をついて、ガクリと頭をたれる。

『・・・そうだ。常識なんだ。
 そもそも、常識では、普通の日本人は武士の格好をしたりしないんだ。
 そんな日本人、もういないんだ。現代には。いないハズなんだ。
 なのに、道士郎クンは・・・武士なんだよね。
 なんか知らないけど、色々なモノと戦ってるんだよね。
 ・・・けど・・・彼は一体・・・。』


そこまで考えて。
不意に健助は顔を上げて、道士郎を見る。

「・・・道士郎クン。
 君は一体、何の・・・誰の為に、戦っているんだい?」


言葉が。自然に口をついて出る。

「・・・!」
健助の問いに、僅かに息を飲む道士郎。
道士郎のその様子に、ハッと我にかえる健助。

「――あ・・・ゴメン。
 突然、ヘンなコトを聞いちゃったね。」


慌てて手をぱたぱた振りつつ健助は言う。
自分でも、なんであんな問いかけをしたのかよくわからないままに。

その様子を見て、道士郎は僅かに首を振り――
静かに。だが、ハッキリと言った。

「・・・拙者は――『殿』の為に戦う。」

――と。
その言葉を聞いた瞬間。
何故か、健助の心臓がドキリと跳ね上がる。

・・・『殿』という言葉に、何か引っかかった。
それはまるで、自分の名を呼ばれた時のような感覚にも似ていて。
思わず、健助は道士郎の顔を振り返る。

けれど、道士郎の視線は、どこか遠い所を見ていて。
健助は妙な不安にかられ、続けて問いを投げかける。

「その『殿』って・・・誰?今、何処にいるの?」

「・・・・・・。」
健助の問いに、道士郎は黙ったまま、軽く俯く。

「道士郎クン・・・?」
道士郎のらしからぬ様子に、内心焦る健助。

『・・・も、もしかして、何かマズいコトでも聞いちゃったのかな・・・?』
そう思った健助は、慌てて謝罪の言葉を搾り出す。

「・・・ゴメン。なんか、聞いたらダメなコトだったかな。」
「――そうでもないでござる。気に召されるな。」

言って笑った道士郎は――
・・・なんだか、少しだけ寂しそうな笑顔をしていた。

その笑顔は・・・以前に。あの前島との勝負を見た後に。
道士郎が一度だけ見せた、あの少し寂しそうな笑顔と、全く同じで。
――健助はなんだか、とても申し訳ない気持ちになる。

最初に、あの笑顔を見た時と、全く同じように。


「ど・・・しろう、クン。」

・・・気がつくと。
健助は、道士郎に声をかけていた。

――心のどこかで、制止する声が聞こえた気がするが、止まらない。


「だったら・・・僕が。
 僕が、その・・・君の殿・・・の代わり、に、なれないかな?」


なんで、こんなコトを言ってしまうのかも、よくわからないまま。
健助の口は、自然にそんな言葉を紡ぎだしていた。

「――!?」
健助の言葉に、道士郎は驚いた様子で健助の方を振り返る。
その様子に、再び我に返る健助。
さすがにヤバいコトを言ったかと、ヒヤリを肝を冷やす。

「――って、やっぱそんなのムリだよねっ!
ご、ごめん!今の発言、無しに――」

慌てて言い繕おうとするが――

「それは、本当でござるかっ!?」
「ぅわぁっっ!!」
ベンチからすばやく立ち上がり、ずずぃっと迫ってくる道士郎に、思わず情けない叫び声をあげてしまう健助。

「き、気を悪くしのなたら、ゴメンよっっ!!
 わわ、悪気は無かっ」

手をぱたぱた振りながら、謝るも。

「本当に、健助殿が、拙者の殿になってくださるのか!?」
「・・・へ?」
道士郎の思わぬ言葉に、再びマヌケな声をあげてしまう健助。

「えっと・・・怒って、ないの?」

「・・・何を怒るのでござるか?
 それより、先ほどの言葉――真でござろうな?
 健助殿が、拙者の殿になってくださる、と。」


「・・・いや、ていうか、君のホントウの殿の代わ――」
そこまで言いかけて。
健助は、道士郎の瞳に宿る光に気づく。

こちらを見つめてくる道士郎の瞳は真剣そのもので。
その目を見ていると、逆らえなくなってくる。
だから。

「あの・・・僕なんかでホントにイイわけ・・・?」

健助はついつい、そんなコトを口走ってしまう。
それが、どんな事態を招くのか、頭のどこかではわかっているハズなのに。

「もちろ――」
健助の言葉に、嬉々とした笑顔で言いかける道士郎。
だが――フイに、ハッとした表情になると、

「じゃ、じゃがの。
 あ、あくまで真の殿を見つけるまでの間じゃからの?」

バツの悪そーな顔をしながら、取り繕うように言う。

『・・・なんなんだ?一体・・・?』

そんな道士郎の様子に、少し唖然とする健助。
やたらと沈んでいたかと思えば、急にぱっと明るくもなり。

・・・何をどうされた、という訳でもないのに。
健助は、道士郎にやたら振り回されたような気分になっていた。

そして健助は、フト、ある事に気づく。

『・・・アレ?ちょっと待て。
 道士郎クン、今・・・「真の殿を見つける」って言った?
 ってコトは・・・もしかして元々、彼には「殿」はいなかったって事か?』


健助の視線の先で、道士郎は妙に嬉しそうにジョンの頭を撫でていた。

『・・・じゃあ、あの寂しそうな表情は一体・・・?』

視界に入る道士郎の様子からは、先ほどの寂しそうな表情は全く想像もつかない。

まるで、気にかかっていた問題がキレイに解決でもしたかのような、サッパリとした様子でさえあった。

『ていうか・・・もしかして俺・・・なんか・・・
 ・・・ものすごく、早まった発言をしてしまった・・・?』


冷静になってみてから、健助は青ざめるが――
時、既に遅し。


――こうしてまた。
健助は、道士郎の『殿』になってしまったのだった。




*******


――はい、異常です。
・・・じゃなかった、以上です。


もう、とにかく――
終わったぁああああっ!!の一言につきます。
(いや、話そのものは終わってないけど。)

・・・長かった・・・そして、書くのにやたらと苦労した・・・。
もっていきたい結末になかなか行き着かなくて・・・;
・・・今回ばかりは、キャラの動くままにするワケにはいかなかったし・・・。
ハッキリ言って、こんだけブログの間が開いちゃったのもコレが書けなかった為だしっ(爆)

・・・書いてて、ちょっとだけ思いましたよ。
西森先生・・・たぶん、健助にあのセリフ(僕の為に戦ってよ)を言わせるの、もしかしたら苦労したんじゃないかな?って。
・・・って、私が超苦労したからって、先生が苦労したとは超限らないですけど;


あと、ヘタに前中後編にしたオカゲで、妙なカンジにもなってしまいました。

「後編」ってタイトルだから途中でぶった切りができないし。
・・・三部作のハズなのに、後半部分が異常に長めな仕様;

そして、書いてるウチに、だんだん何やってんだかわかんなる弊害付き。
きっと読んでる方も、訳わかんなくなってるコトでしょう。
――とはいえ、一ヶ月半も間を空けて、まだ読者様が存在して下さっていれば、の話ですが。(ドクロ)

とにかく、ひたすら間を空けてしまって申し訳ないです。
楽しみにしてくださった方・・・重ね重ねスイマセン。
・・・しかもそうして苦労の果てに出来上がったシロモノは、なんかワケワカメになっちゃってますし;



・・・あ、そうだ。最後にコレ書いとかないと。

今回の前中後編のサブタイ。「予定なき邂逅」ってしてますが。
実は、ガチで予定になかった邂逅の話だったりします。
即興小話ゆえに、突発的に始まった話だったのですが・・・
そのせいなのか、そのワリにはなのか・・・苦労しまくりました。
・・・なんか、いろいろと・・・
・・・・・・・・・・まぁ、イイや。

――それでは。今回、ここまで。


追記。
次回の目標は――半年後?(←待て;)
・・・スイマセンさすがにそこまではやらないようにガンバリます;
では;

  1. 道士郎でござる・駄文
  2. 2006/11/30(木) 23:58 | 
  3. コメント:0 | 

  

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