Maguro Impression
戯言披露ブログ ~ざれごとひろうぶろぐ~

  日々思った事、戯言など適当に書いてます。最近は感想が多め。 IEの文字サイズ「小」推奨。

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道士郎でござる◇67 感想

アハッ・・・アハハアハハハハハッ!!
アハハハハハハハハハハハハハーーーーー;;;;

なっ・・・なんだコレはなんだ!?
もうコレは狂ったよーに笑うしかねぇっ!!!!!;;;

いやさ、圧倒的に勝つ・・・とは思ってたよ?思ってたけど・・・
圧倒的すぎるよっ!!!
圧倒的すぎて笑いがこみあげてくるよっ!!!
もう自分では、コレが恐怖から来る笑いなのか本気の笑いなのかさえ区別つかないよっ!
更に、こんなに圧倒的な強さなのに、なんで表紙とラストの武士はあんなに可愛いんだよっ!!ギャップが激しすぎて萌え萌えだろーがっ!!(萌え?)


・・・あと、コレはマジメに思ったのは、
今回の話は、非常に巧みだったという事です。(いつもかもだけど;)
読者の視点をよく考え、巧みに読者心理操作をしているように思いました。

で。ソレもあって今回は感想書くの難しかったので;
わかりやすく読み飛ばせるよう、読者心理操作関連についても感想の合間に文字色を変更して書いてみるコトにしました。


という訳で、これより詳しい感想は『続きを読む』より後に。
(注:ここで引き返した方が得策です。)



冒頭。
珍しく、道士郎のモノローグが入ってます。

『健助殿に、命令を頂いた。
 ――カスリ傷一つ負わず、勝てと。』


やー、よっぽど嬉しかったんだろーね。
健助に『戦え』という命令をもらったコトが。

前回感想で書いた事に被るけど
道士郎にとって、命令とは『お前ならソレが出来る』という信頼の証みたいなもんじゃないかなー?って思ったりして。
だから、あんなに嬉しそうなんじゃないかなー?(推測)

心理操作としては、まず導入の第一歩。
道士郎のやる気を提示しています。



『道士郎がアッサリ勝つ・・(略)・・はずだ!』

いざ戦いが始まろうとする時に、少し不安になる健助。
コレは、道士郎が勝つと確信はしてるけど、実際はどうなるか戦ってみないとわからないという気持かな。
まぁ現実においても、勝負は戦ってみないとわからない所があるからね。

しかしコレは実は、健助のモノローグであると同時に、読者の心情も表しているように思います。
健助の心理に読者の心理を同調させているカンジ?
読者だって、道士郎が勝つのを確信しつつも、本当にどうなるかはわからない状態だから、同調はしやすいハズ。

これにより、読者はまるでその場にいるような臨場感を得る事になります。



たこ焼きの鉄板が腹にあるコトを知りながらも、低い体勢で竹中の懐に入り、掌底で腹に一撃を加える道士郎。

ここは、拳を使わずに掌底を使う所がポイントですね。
拳を使っては、いくら頑丈そうな武士でも大変なコトになりそうだし。
逆に、拳を使ってもまったく無傷だったらソレはソレでリアリティが無くなるし。

ちなみに、ここでそういうある種のリアリティを持たせるのも、読者の心理を離さないようにする為のポイントではなかろうかと。

・・・いやまぁ、道士郎ならタコ焼きの鉄板でも拳で割ってしまうかもだけどね;
今回は健助に傷一つ負わず勝てって言われたから、掌底を使っただけだったりして;


それにしても。
竹中に一撃を加える時の道士郎の構え。
・・・なんとなくだけど、刀を振り回している時の構えのよーに見えるカンジがするのは、私の気のせいでしょうか?;
なんつーか
『アレは・・・あの構えはっ――持ってたっ!!
あの武士は、刀を振り回したコトがあるっ!!』
(1巻より)
みたいな?
ていうか、あんな勢いで刀振り回したら、間違い無く胴体すっぱ切れになりそーな気がしますけどねっ;
・・・アハ、アハハッハ、アハハハハハハ;;;;;;;;

さて;

道士郎に吹っ飛ばされる竹中。
氷の上でも滑ってるがごとく地べたの上を滑っていく様子や、しっかり縛りつけている(ハズ)のタコ焼き鉄板が外れている辺りから、その衝撃の凄まじさが計り知れます。
タコ焼きが9つ、腹に出来る位ですからねー、アハハハハ;


『人は・・・恐怖を感じると、笑ってしまう事がある。
 ――コレが真にソレ!!』


ナイス解説。ケンタン。

ある意味、このモノローグが今回の話の全てを物語っているような気がしたりしなかったり。(どっち;)
『目がマジ×3』にも笑わせてもらいました。
あと皆、思ったより早く復活しましたね。
・・・もしや、アハハ要員?(何ソレ;)

ちなみに、ここでの伏線的注目ポイントは、サータン。
よく見ると、彼には『目がマジ』マークがついていません。
西森先生の場合、こーいう要素はけっこう重要だったりするので・・・それから見ても、どうやらサータンの笑いだけは、恐怖から来るものでは無さそうなカンジですね。
どっちかというと『すげぇや、道士郎!』みたいな。
サータンはあのメンツの中では唯一道士郎と真正面から勝負した男だし、道士郎の力を一番体感してるから、健助達よりも衝撃は無かったのかな。
・・・とか言ってて、次の話でサータンもドン引きだったらどうするかな;


ちなみに、ここでの読者心理操作ポイントは、ズバリ『笑い』ですね。

健助達が恐怖のあまり笑う様子を見せるコトで、道士郎の圧倒的な強さを見せられ、呆然とする読者の気持ちを、『恐怖から来る笑い』に持って行かせているのです。
これにより、読者はその場所にいて、健助達と一緒に笑っているかのような臨場感を得ることになります。

そして、ひとしきり笑って気持が少し落ち着いた所で、敵の武器を登場させるのです。



『巨大なパワーに、本当に勝てるのは、鋭さだよ。』

その通り。
けど、道士郎はパワーだけじゃなく鋭さも持ち合わせている。
あえて前作に照らし合わせるのなら、恵の体術と源造の腕力と小林の精神力が一緒くたになったような・・・って、こー書くと改めて思うが、やはり道士郎は最強キャラだな;


それにしても、武器をこれ見よがしに持ち出してくるNo2には、なんだかますます格が下がった感を感じますね。先週のガタイ&パワーオンリーなNo3に続いて。
まぁ確かに、コレは試合じゃなくてケンカだから武器を持ち出すのもアリだけどは思いますけど。
しかし、ソレに対抗して道士郎まで武器を取り出すとは、正直想像つかなかったですよ;
しかも100均の竹串と来たもんだ;しかも威力もあると来たもんだ;;

実際、ここの竹串をブロック塀に突き刺す技は、かなり現実離れしています。
ていうか、実際には出来ないだろ;例えボブ○ップとかでもムリそう;
そのあまりに現実離れした技に、読者の視点は『マンガだからってムチャしすぎだろ、フザけんな』となり、むしろ敵側へと移ります。
でも、実はソレが重要なポインツ。・・・だと思っています;



「そうじゃ、お主の隙間に刺せばよいのじゃ」

・・・隙間って何処デスカ??;;;;;
私の思う限り、コレはさりげに今週で一番コワいセリフかと;

特に、この時点においては、読者の気持が敵側に移っているので、その恐怖感も倍増です。
まるで、自分の隙間(だから何処;)に竹串を刺されるような感覚を覚えて。



再び、対決シーン。
竹串をNo2の手首付近に向かって突き出す道士郎。
思わずビビッて身を引く敵の手首を掴み、そのままナイフを無効化させる。

・・・まさに怒涛の展開です。

この辺りの道士郎の様子を見てると、道士郎はこういった武器を持っている敵に対してかなり手慣れている感がありますね。

まず、竹串をブロック塀に突き刺し、その威力をアピールする。
相手はそんなので話になるかと向かってくるが、イザとなると、先程の現実離れの技が脳裏によぎり、竹串に恐怖を感じて隙が生じる。
後は、その隙をついて敵の武器を無効化する。


・・・実に見事。やはり手練の業に間違いないですね。

まぁネバタでも世直ししてたんだろうから、手馴れてて当然なのかな;
そういえば、アメリカだとナイフより銃のがよくありそうなイメージだけど・・・道士郎って、銃相手に戦ったコトはあるのかな?;
・・・・・・・・・あるんだろーな;;;;



この辺りでは、読者の気持は一時的に敵側に移っているので、読者はあたかも道士郎に攻撃されるような感覚瞬間的に襲われます。

だからこそ。
コマから突き出した竹串の先端がこっちへ向かってくるような感覚に襲われ。
刹那、先程の現実離れの技が脳裏によぎり、恐怖を感じるのです。
アレが刺さったらどうなるんだ?とゾッとするのです。



そして、竹串は突き刺さる寸前で、道士郎の手を離れます。

ここであえて竹串を手放す(=武器を使わない)事で、武器を使わずとも勝てる、という圧倒的な力を示す事になります。
健助の『圧倒的な力を見せてやれ』という命を果たしているのですね。

それにしても、道士郎の力はやはり圧倒的です。
コンクリートの壁にはナイフが根元までブッスリ;
敵さんの手首には道士郎の手形がクッキリ;

あまりに現実離れしまくってます;
が、実はもはやンな事は気にもならないのです。(冷静に考えられればツッコめるけどね;)

私が考えるに。
この道士郎が敵の手首を掴んでナイフを壁に突き刺す間、読者の思考は働いてないのではないか?と思っています。
ただ、圧倒的な力を目にして、呆然と目前の出来事を見守るのみかと。

そして、このガチで恐怖を感じ、空白になっている状態だからこそ、このアホみたいに現実離れした出来事に妙なリアリティが生まれるのだと思います。
今度は『マンガだからってムチャしすぎだろ、フザけんな』という考えは浮かびません。ただ、目前で起こった出来事に呆然とするのみです。

ちなみにこの時、途中で健助のコマが挿入される事で、読者の視点は再び健助達に戻ってます。



ラスト。
圧倒的な力を見せ付けられたNo2。
壁に刺さったナイフを抜こうとした所を、道士郎に当て身を食らわされて撃沈。
ぶっちゃけ、ギャングのNo2としては、あまりに惨めなラストです;

まぁ、あれだけのコトされれば、パニックにも陥るよな;
敵に背を向けてナイフを抜こうとする愚行も理解できるよ;

彼の牙であるナイフは無力化され、拠り所としていた『力』を奪われた彼にとって、目前の道士郎はかなりの脅威だったコトでしょう。
だからこそ、その恐怖を目前にして、思わず自分が一番信じているモノにすがってしまったのでしょう。多分。
・・・・・・なんか逆に気の毒になってきたかも;


そして敵は倒される。
力に対してギャップありすぎな程可愛い道士郎&恐怖に笑う健助。
コレにより、健助達に戻っていた読者の視点は、一応のオチを迎えます。


個人的に気になるのは、この道士郎の暴れっぷりを見た後の皆の反応がどうなるか?ってコトですね;(フツーなら、ドン引きだよね;)
だけど・・・
ま、健助なら大丈夫だろな。
・・・今までの経緯から考えてもね。
信じてるぞっ!!健助ーっっ!!!(←実はあまり信じきれてない時に出るセリフの代表選手)



【読者心理操作のまとめ】
なんというか。
一言で言えば、今回の読者心理操作の目的は『疑似体験』であろうかと私は考えています。

読者の心理を導くコトで、あたかもその場にいるような臨場感を伝える。

同調する事に成功すれば、今回の話は面白いモノとなります。
でも、同調できないヒトにとっては、今回の話は、ただ道士郎が強さを見せつけるだけな話に見えるんじゃないかなー?とか思ってみたり。
ここら辺に、道士郎が一見さんに理解されにくい要因があるような気がします。(推測)



ちなみに。
今回、ここに書いた心理操作云々については、全て私が勝手に推論しまくったものであり全く一般的なモノでは無く、更には実際に西森先生が表現したかったモノとは全く異なっている場合もありますので、
その辺りは了解いただけましたら幸いです。


・・・今回、感想激長杉;
ていうか、もはや感想というより私的解説だな;


  1. 道士郎でござる・感想
  2. 2005/10/03(月) 00:38 | 
  3. コメント:0 | 

  

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