Maguro Impression
戯言披露ブログ ~ざれごとひろうぶろぐ~

  日々思った事、戯言など適当に書いてます。最近は感想が多め。 IEの文字サイズ「小」推奨。

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道士郎でござる◇78 感想

・・・それは、先週の水曜日のコトでした。

前もって、ある程度の情報を知っていた私は――
恐らく、『道士郎でござる』を読んだら大泣きすると予想して、ポケットティッシュを3コ装備して(笑)本屋へ向かいました。
そして、ビミョーに緊張しつつも、サンデーを無事購入。
・・・例によって、車の中で読み始めたのです。


1回目。
とにかく食い入るように見る。読む。一コマ一コマを大事に、丁寧に。
ページをめくる指の動きさえも丁寧に。
頭の中は空白状態。ただただ目の前の絵とセリフに集中する。
マンガにここまで集中するのはどれぐらいぶりだろうかと思う程に。

2回目。
再び丁寧に読む。
改めて、前半の健助の活躍っぷりに燃えて、萌える(笑)
去っていく道士郎の背中。エリタンのそれぞれのアリガトウ。
――押さえていた涙が溢れ出す。
涙が出たら止まらない。(誰にも見られてないけどみっともないことこの上無い;)

3回目。
唐突に、ある事に気がついて。
心が・・・とても、痛くなった。(気がついたのは、健助の心境についてのコトです。)




6回目。
帰り道。信号で止まる時間を利用して、再び読む。(危険。マネスルナ。)
最後の、戻って来て謝る健助に、ちょっとだけ笑った。
笑って――
――泣いた。


◇結論。
ポケットティッシュ3コでは、涙と鼻水をぬぐうにはギリギリです。
(そこか;)

・・・山積したティッシュの山に、
ちょっと冷静になってそう考えた、本屋からの帰り道でした。(笑)


――さて。では。
いいかげん遅くなりすぎて;旬も過ぎた感のある
今回のござる78の感想ですが・・・

というか・・・すいません。(謝)
今回の感想は・・・もう、完全に暴走しています;色々と。超長文だし;

なんか色々やって、リミッターが外れちゃいましたから。
遠慮無しに暴走しましたから。
暴走するだけ、させてもらいましたから。
多分、ここに来てくださっている方全員を置き去りにする自信がありますから。
あー・・・さすがに今回ばかりは、呆れて来客が、減るかもな・・・(汗)

全ては、来週が最終回なのが悪いのです。(こらこら;)

そんなんでも構わない、という稀有な方だけ――
『続きを読む』より以降に進んでください。(汗)
・・・今回は・・・多分、今までの中で一番の長文です・・・って、毎週書いてるような気がするなこの言葉;



・・・さて。
皆さん、気がついているでしょうか?
実は、今回の『道士郎』は、増ページになっている事に。

いつもは18ページなのが、20ページになっています。
地味な増ページです。
もしかしたら、来週も20ページになってるかもしれません。
ぶっちゃけ、あまりに急な展開なので、増ページでもしないと収まりきらなかったのではないかと(以下略)。
まぁ、増ページがあるだけマシだと割り切るコトにしましょうか。
・・・この急な展開だからな・・・。増ページくらいもらわないと、割にあわないよ。ホント。(本音)


>怒涛の侍物語、クライマックス!!!
・・・いよいよ終わってしまうんだ・・・(TдT)
と思わずにはいられないアオリ文句です。(涙)

くそう、ホントになんで終わっちゃうんだよ~・・・(T-T)
怒涛の侍物語、というより不遇の侍物語、というアオリの方がピッタリだよ(涙)


>『4時25分・・・人通り、なし!』
松崎と偶然出会う健助。
コレが、前回出た『僕はその日を待ち・・』『その日』だったのですね。
偶然を待って、2ヶ月・・・か。よく粘ったな。健助。


>ビルや植え込み等の背景。道の様子。車。
・・・コレは先週、健助が、松崎に会ってビビっていた(フリをしていた)場所と全く同じですね。
あの時は、道にも人通りがあって、松崎にも連れがいましたが。

なるほど。先週のアレは、この時の為の伏線だったのですね。
感服。


>『松崎一人!!この偶然を2ヶ月以上待った!』
恐らく健助は、松崎の行動や、警察の行動パターンもチェックして。
その上で計画を立てて。そして、自分の計画に合ったシチュエーションが、偶然やって来るのを待っていたのですね。

――あの夏の日から、二ヶ月もの間、ずっと。
あの場所、あの時間に、人通りが無く、松崎が一人になる時を待っていた。
その為に、2ヶ月以上、毎日毎日、あの道を通り続けたのでしょう。

・・・こりゃ・・・かなーりキツいストレスになるでしょーね;
チャンスは、何時やってくるかわからない。来ないかもしれない。
それでも計画の内容からして、気を抜く訳にはいかないのですから。

でも、習慣のようになった日々の中では、どうしたって少しは気が抜ける。
そんな中で、チャンスは、唐突にやって来る。

・・・覚悟はしていても、やはり『寝耳に水』に近い驚きはあるでしょう。
その重たさは、健助の『ドキィ』とした顔で、よくわかります。



>『ヨシ!!行くぞ!!行く!!』
ここで、覚悟が薄れていたり、復讐の気持が薄れていれば――ついつい、また今度でイイや、と逃げてしまうかもしれない。
でも、健助は、そのチャンスを決して逃さない。
・・・それだけの強い覚悟と気持があったから。
あんなに心臓ボクコンボクコンさせながら。息も荒くなる程、緊張しながら。
それでも、行動を起こそうとする。
――やはり、健助殿は男だよ。
道士郎に男を感じさせただけはあるよ。


>顔を上げる健助。背後には歩道橋。
おお、健助の背後の風景にあの歩道橋が。
なるほどこの時点から既に『彼ら』は見ていたんですね。『殿』の行動を。


>松崎相手に、不敵な笑顔を見せる健助。
松崎相手の余裕は演技ですね。
ていうか、健助、演技力すごいです;

汗ひとつかいてないよ。
・・・今の季節なら『クールの元』、必要無いんだね(笑)
まさに『もはやコレは演技じゃない。俺は今、最高にクールだ』状態です。

それに今回はさすがに『クールの元』を用意してないでしょうから・・・
あの時より格段、演技力のレベルが上がっているというコトに。

・・・・・・・・・・・・・・・。
もしかして・・・柔軟体操と一緒に、隠れて一人で演技の特訓とかしてたのでしょーか?健助。(笑)そしてその光景もあらゆる人達に見られていたりして(笑)


>「いつもこそついてやがるクセに。」
あの夏の日と同じように、健助が、このチャンスを狙って、同じ時間同じルートを通り続けていたコトを裏付けるセリフです。
多分、日々通る内に、度々松崎に会っていたのでしょう。


>「例の侍でもいんのか?」
・・・『侍』が存在するという話は聞いてるんだ。松崎。
まぁ・・・その『侍』に栗山を警察送りにされたよーなモンだし・・・。
サウザンツのNo3みたいに頭っから信じないようなコトはしないか。(もしかしたら最初の頃ならしていたかもしれないが・・・巻き展開だったからハショられたか・・・(涙))


>「僕はね、アンタが怖いんじゃないだ。アンタの仲間が怖かったの!」
おー!?
ほぉ。ほっ、ほっほっほっ!!
(←謎の笑い方;)

健助ぇ~っ!!
芝居とはいえ、なんて小生意気さ全開な発言をっ!!!(←おい;)
いいよー!ソレ、いいよーーーっ!!
この場合、ナカナカ美しいセリフだよっ!!
(笑)(by2巻)



>「だってアンタは手ェ出さないじゃん。」
そう!その通りっ!
なんだよくわかってるじゃんか健助。まぁ、アレだけ挑発しても自分自身では何もしてこなかった経緯があれば、そりゃわかるだろーが。
健助の言葉に、松崎も図星ってツラしてるよ!!(笑)ははは、ザマーミロってんだ!(爆)



>「どーぞ。多少備えはあるんで。」
・・・ホントか?
いや。今回の場合は――健助が、今ここで決着を付けるツモリだろうから、備えの有る無しは関係無いんだろうな。

健助モノローグ風に言えば、
『備えがあろーとなかろーと関係無し。なにしろ松崎が捕まっちゃうから。』
――ってな所かな。
うわっ、黒っ!(笑)


>「僕と何も変わらない人だよ」
決定的なまでの、挑発セリフです。

・・・当然ながら・・・
松崎は、健助を下に見ています。
拉致して脅して、まんまとエリカから遠ざけて。
町で見かければ、コソついた素振りで、すっかりビビっている。
そんな程度の奴だと思っています。

――バカにさえしているでしょう。


だけど今。
松崎は、そのバカにしている相手オマエは僕と同列だ。みたいなコトを言われるのです。

何しろ、バカにしている相手の言う戯言だから、
キレるまでは行かないかもしれない。
けど、身の程を思い知らせる為に、軽く一発ぶん殴ってやろーかという心理にもなるだろうよね。
自分がぶん殴れば、軽く飛んでいくような程度の奴だと思っているから。

――でも。


>松崎の攻撃をかわす健助。驚く松崎。
・・・・・・・・・・・・・
ハハ・・・ハハーハッ・・・ハハハハハハッッ!!!!
あっはははははっ!!!!(壊)

うわやだもう何てスゴいコトをっ!!!!
個人的には、笛吹いた時の健助並み――
いや、それ以上のヒットだよっ!!
ていうか、むしろホームランッ!!!

あの松崎の顔っ!!顔っ!!!見ましたっ!?

今まで軽~く見ていた高校生に、思いもかけずしてやられた、この、寝耳に水的な驚き顔を見よっ!!!ってカンジッ!!?
ふっははははははっっ!!!ザマーミロやっ!!!

そんでもって、健助!!
正面からじゃなく、横からの攻撃、かわしてますよ!!スゲェよっ!!

だって残像残ってんですよっ!?
松崎が殴ったのは健助の残像ですよっ!!?(語弊)

どんだけ早く動いてんですかっ!!!健助っ!!
ああもう、コレが修行の成果かっ!!!
それに、避けてる時の健助の表情がまたっ!!!

必死にかわしている風でもない。
妙な奇声をあげる訳でもない。
ただ――自然に、普通に。淡々と。
まるで、目の前に転がるジャマな石コロを、軽くどかせるかのような。
――そんな、ごく普通の表情。

だが、それが良い!(「花の慶次」風に



>松崎の拳の下をスゥとくぐり抜けていく健助。
健助、余裕です。
ていうか、余裕をアピールしてます。
そのコトで、より、松崎を挑発しています。

松崎の固まりっぷりが、また良いですね(笑)
ブン殴るツモリで放った拳があっさり交わされて、よっぽど驚いてるのか。

なにしろ健助が、その松崎の拳を、完全に動かないモノのように、フツーの障害物のように、くぐりぬけるコトが出来るくらい固まりっぷりですから。
・・・その驚きっぷりの度合いが、推し量れようというモノです。

よっっっぽど、驚いたんだろーな。松崎。(笑)
いやホント、ザマーミロ、と言いたいよ。ってな訳で、ザマーミロや松崎。(爆)


>「あの時はよけなかっただけなんですよ。」
流し目っ!?魔族っ!!?いや、コレはソレとは違うっ!!

まさに――
 黒 健 助 っっ!!!!

――うわすっっげぇっ!!!
健助が――あの健助がっ!!こんな表情を見せるなんて!見せるなんて!!見せるるなんてっ!!!(崩壊気味)

あははははー!
もう1巻の頃の学校の不良にビクついてた健助なんて、この健助からは想像もつかないねっっ!!!!(笑)

それに、このセリフもスゴイよ!
「あの時は避けなかっただけなんですよ」??
「あの時の拳はワザと受けてやったんだ」と言わんばかりのセリフですよコレッ!!
今まで下に見ていた奴に、自分は逆に下に見られていたというコトを思わせる――松崎にとっては、屈辱以外の何者でもないセリフッ!!
まさに、ダメ押しの挑発セリフだよ!



>ブチ切れる松崎
おおーとっ!!
松崎もいよいよ堪忍袋の緒が切れたぁっ!!!(実況風)

――そう。
健助のこの作戦は、いかにして松崎を怒らせるか、キレさせるかが勝負の分かれ目でしたからね!!
松崎が今まで通り、挑発に乗らずにシラッとしていれば、健助の作戦は失敗。
後からまた他の人が仕返しに来ていて終わっていた所でしたよ。

つまり。松崎が怒ってキレた時点で、健助の勝ちってコトさね。
わーい、勝った勝ったー!

――って、喜んでる場合じゃないか;


>松崎の拳をスイスイかわしまくる健助
おおおぉおおっ・・・・・!!!
スゲェエエエえええっっっ!!!!!

な・・・なんなんっだよ、このかわしっぷりはっ!!!
しかも、背後からの攻撃だよ!?
背を見せている状態から殴りかかっていたからねっ!
うわ健助、背後からの攻撃もかわせるよーになってるよ!!(まぁ、今回は攻撃が来る事がわかってたから、ってのもあるだろーけど。)
うわすごい、うわすごい、うわすごい!!(崩壊)



>「このガキャー!!!」
松崎、キレてますっ!完っ全にキレてますっ!!(実況風)

てか、このコマの健助の顔がまた私的にヒットだよっ!!!

鋭い目線。余裕の顔。冷静な顔。
ソレであるが故に、松崎を更に挑発する顔。

アハハハハハハハッ!!もう健助じゃねーーーっ!!!!(大ウケ)
この顔、健助じゃねーーよっ!!健助だけどっ!!!(どっち;)
何処のナイスガイですかっ!?みたいなっ!!?

・・・何を言いたいかって。
健助が、スゲェ男前だよっ!!!ってコトッ!(爆)



>次々攻撃をかわしていく健助。
いや、それにしてもスゴイかわしっぷりですねー、健助。(実況風)
これだけ攻撃をかわせるのも、夏からずっと特訓していた成果なのでしょうが・・・ここまで来ると、もはや完全にただ者じゃないレベルです。

ていうか・・・ちょっと思ったんだけど。
なんだかんだで、攻撃をかわすのにも、筋肉は必要だし・・・。
アレだけ鍛えたんだから、もう健助は、昔みたいなひ弱な身体じゃなくなってるのではないでしょうか?(爆)

冬服になってるから、わかりませんが――
もしかすると、脱いだら凄いコトになってたりするかもしれません。
実はああ見えて、腹筋が軽く割れてたりしたらどーするよ?(笑)
・・・・・・・・。
いや、さすがにそんな、道士郎並の鋼鉄筋肉じゃないと思うけどさ。

ありえそうな程度で想像すると・・・
線が細く、腕の細さもそれほどは変わらないけど――よく見たら、しっかりした筋肉がついているようなカンジではありそうですよ。
例えるなら、スポーツ等で身体をそれなりに鍛えてる女子学生みたいなカンジ?
筋肉隆々じゃないけど、質はシッカリしてる筋肉。そんなカンジ。

・・・まぁ、とにかく。
身長こそ伸びてないモノの――
もはや、これだけの避けっぷりは、ひ弱な身体じゃ出来ないと思いますから、
ああ見えて、冬服の下にはそれなりに鍛えられた筋肉があると推測します。

――はっ!!!
もしや健助が冬服になってるのは、その筋肉を隠す為!??(違います)



>走る健助。追走する松崎。
うーん。
この辺りのシーンは、どれを取ってもカッコイイですね!
後々の策を考えると、このシーンでも、ただ走って逃げているように見せて、
実は『ここで止まる。ここでこう言う。ここで・・・』といったカンジで綿密な計算をしているのだと思うと、改めてスゴいなぁ・・・と思ったり。

だって、敵の攻撃がいつ来るかわからない(=相手から目を離せない)状況で、周りを把握して、上手く作戦の位置に相手を誘導してるんですよ?
・・・流石、健助殿、良い目を持っておる、ですよ。(from道士郎)



>「ハァ。いいかげんにしてくんないスか?」
小生意気セリフ&演技、続行中。
なんつーか。
健助の演技力、スゴすぎ。
コレ・・・
ホンットーに、相手のコトを小バカにしている人間が
ホンットーに、『あー、メンドくせーな、コイツを相手にすんの』と思って
発言しているように見えますよ!!



>石柱の前に立ち、松崎の拳をかわして石柱を殴らせる健助。
よっしゃ!!!
良くやった!健助っ!!!
(拳を握り締めて)

はははーっっ!!
あの松崎がっ!あの松崎が、自分で自分の拳を潰しやがりましたよっ!!?もー、サイコーーッッ!!(大笑)

ナイスブラック!健助!!黒色万歳!!!(意味不明)

いやーっ、すんごい技、見たなー。
策略の技だ。
・・・岩石拳潰し。・・・いや、石柱拳潰し、かな。
(7巻の池内風に)

よしっ!
小坂流秘術・真・石柱拳潰し!!というネーミングは、どーでしょうかっ!?(爆)
(・・・うあー、やっぱし池内のよーに上手いネーミングは思いつかないなぁ;)



>松崎への対策・まとめ
いやーー。それにしても。
かなりスッキリしました♪対・松崎へのストレスが。

松崎、ザマーミロってカンジで(笑)
アレだけ溜まりに溜まりまくってたストレスが、かなり解消されましたよ。
カタルシス?
そう。まさにカタルシス。

前回の感想で、松崎退治方法の提案・総集編(笑)』ってのを書いたけど――そして、それは結局、実現はしなかったけど――(当たり前です;)

それでも、なんででしょーか?
こんっっなにスッキリするのは。
栗山の時とは、エライ違いです。

というか、ぶっちゃけ。
前回書いた『松崎退治方法の提案・総集編』が、もし万が一、実現したとしても、ここまでスッキリしなかったような気さえします。(爆)

なんつーか。童話の『北風と太陽』で、
『松崎退治方法の提案・総集編』が、『北風』的な直接的な方法だとすると。
今回、健助がやった方法が、まさに『太陽』に値する、頭を使った方法だったようなカンジ?

直接的な方法よりも、頭を使った頭脳的な方法で、松崎を懲らしめた。
――みたいな。
だから、ここまでスッキリしたのでしょうか?

アレだけスカしていた松崎が。
アレだけ慎重だった松崎が。

その仮面を、まんまと取り外されて、本性をさらけ出されて。
その挙句が、あのミジメなまでの、自爆的な拳潰しだった。

・・・うん。やっぱりこりゃ、大きなカタルシスですよ。

そして。それに加えて。
上記結果に到るまでの経緯として――健助の、松崎の怒りを引き出す手順が、自然に感じたコトも、カタルシスを得た大事な要因のような気がします。

実際、健助は、慎重な松崎を怒らせる為に、かなり策を練っていたようですし。

まず、松崎が一人の時を狙ったのは、松崎自身に手を出させる為。
更にそれは『僕はオマエが怖いんじゃないよ~』との挑発にも使える。一石二鳥。

人通りが無い時を狙ったのは、慎重な松崎が手を出しやすい状況を作る為。
・・・人目があれば、どんなに挑発しても、松崎は乗ってこなかったからね。

それに加えて、健助の今までの行動(相手の前でビクついてみせる)を松崎に見せ付けておくコトで『一発軽く殴ればすぐにカタがつく』と相手に思わせていたコトも、松崎に手を出しやすくさせる要因でした。

――そして、イザ手を出してきたら、もうこっちのモノ。
その攻撃を回避して、松崎に屈辱感を与える。
前に殴られたのも、「こっちが殴らせてやったんだ」と言わんばかりの態度で、否定してやる。
その後の攻撃も全て回避。さらに松崎をいらだたせる。
そしてトドメに――

小坂流秘術・真・石柱拳潰し!!(だから、このネーミングは(以下略);)

ですよ!!

コレだけ、手順を踏んで、松崎を怒らせていったのです。
松崎の仮面を剥いでやる爽快感に加え、その結果としての、松崎の自爆という松崎にとっては屈辱的な方法でのしっぺ返しですよ!

そりゃ、大きなカタルシスも得られるってモンですよね!!!(一人で納得)


・・・・・・・・・・。
それにしても。
こうしてまとめてみると、改めて思います。
健助、凄すぎだよ;

この計画――後に自分でショボい、と言ってはいるけど・・・よくよく見たら、相手の心理や行動パターンを把握してないと出来ないコトじゃないかな。
こーしたらあの松崎でも手を出すだろう。
こーしたら怒るだろう。こーしたら・・・みたいな。
多分コレは、度胸や回避能力と一緒に健助に与えられた、天賦の才ってヤツなのかもしれませんね。
・・・どれも平和に暮らしてたら、あまり活用しないような才能だけど(笑)




>「うっわー、悲惨、ジバクー。まんまとひっかかっちゃって。」
健助の小生意気セリフ・第三弾。
クフフフフ・・・。健助、言うなー。(嬉)

でも、なんででしょーか?
今までの健助の小生意気セリフや行動は、全部ちゃんと、多分演技だろーなってのはわかるのに・・・このセリフに関してだけは、健助の本音がチラ見してるよーに見えるのは。(笑)

・・・気のせいかな。
それとも私自身が、『うっわー、松崎、痛そー。悲惨ー。バカっぽー。(笑)』と、健助が言った事とほぼ全く同じコトを考えたからそう見えるだけでしょーか?(笑)


>完全にキレた松崎。ドスを取り出す。
松崎、銃砲刀剣類等所持取締法違反ーーっ!!!

――と思ったけど。
アレって確か、刃渡り15cm以上の刀からが、規制の対象なんだっけ。
ってコトは――
あの慎重な松崎だ。そんなモンを持ち歩くはずもない。
アレは、多分、15cmより小さいサイズなのでしょう。
まぁ、見た所、サイズもそれくらいのようですし。
・・・くぅっ、惜しい。もうちょっと長ければ、松崎の罪が増えたのにっ(爆)

それにしても、松崎怖ぇなオイ;


>『そんなモン持ち歩いて・・・最高のパターンだ!!』
――っ!!
・・・ソレを・・・最高と取るかっ;
そりゃ確かに、刀で斬られたら同じ傷害罪でも罪はより重たくなりそうだが・・・

・・・さぁ、どう出る?健助。(見守りモード)


>『ちょっとだけ・・ちょっとだけ斬られる。』
――やっぱり、斬られるツモリッ!!?(汗)

・・・つくづく・・・なんてヤツだ。健助。
刀相手に、斬られるツモリになるなんて。

刀に立ち向かおうとするのは、とんでもない勇気が必要だよね。
・・・そーいや、道士郎なら刀を使うから、その事もわかるだろうな。
刀を持つ自分に、素手で立ち向かおうとする者は、いなかっただろうし。
場合によっては、自分が刀を向けられた事だってあったかもしれないし。



>『ボコボコにぶん殴られるより(中略)オマエはコレで終わりだ。』
傷害罪で捕まえさせるツモリだと考えれば、確かに効果はデカそうだ。
それでも、健助の計画は大幅に狂ったのだろうけど。

にしても。松崎がキレたらここまでやるとは健助も思ってなかったようです。
・・・松崎が刀を持っている可能性は、起こりうるパターンの一つとして考えてはいたようだけど・・・。
こういう所を見ると、まだまだ健助にも、甘い部分があるな、とも思ったり。(そういや、前に拉致られた時もそうだったっけ;)
まぁその部分は経験で補っていけば良い個所ではあるかな。
経験を積み重ねれば、計画の甘さも少なくなっていくだろうしね。(ていうか、そんな経験積みたくない、と健助は思いそうだが;)
・・・なにしろ、健助はまだ、高校生。
まだまだ、健助にも成長の余地がある、とも言えなくもないですね。(笑)



>『チョッとだけ・・・!!あの娘を救える。』
恐怖を堪えようとする健助。汗だくの顔。

・・・コレって、あのサウザンツ襲撃の夜と一緒だね。
『俺がやられれば、あの平和な幸せ家族は助かる。』と思った、あの時と。
今回は、『俺が斬られれば、あの娘を救える。』と言った所か。
・・・・・・。
この考えが・・・後々に繋がるんだな・・・。


>刀を振り上げる松崎。
わぁ、冷静に見ると、松崎の顔がみたいに見えるー!笑えるー!!
――って、言ってる場合じゃないか;


>「わァーーー!!(わぁあぁ)」
ガマンの限界が来た健助。
口の中に、もう一人健助がいる小ネタが効いてます(笑)
限界までガマンして、ガマンして、ガマンして――
それが、弾けてしまったようなカンジ。


>『無理!!全然無理!!できるわけねーじゃんかー!!』
そして、叫んで走り出す健助。
――いや、冷静に見て、ムリも無いとは思いますけどね。(笑)
思いますけど・・・ね。
・・・・・・。(←意味ありげな沈黙)


>「んなっ」
止まったパトカーにぶつかる健助。
前を見る余裕も無いほど、恐怖に駆られていた事がよくわかります。

ていうか、直前までシリアス一辺倒だったから、この健助のパトカーへのぶつかりっぷりに、ちょっと和みましたよ(笑)。

・・・しかし、ここに来て改めて思ったが・・・
・・・松崎がピストル持ってなくて良かったな・・・健助;


>「武器を捨てろ!」
見事、警察に捕まえられる松崎。
成功する、健助の策略。

ていうか、パトカーのサイレンの上に、ちょこんと乗ってる健助に、ちょっと萌えた(笑)
いや、なかなかあんなトコに登れる機会ないよ?(当たり前;)
貴重な経験をしたな。健助(笑)(←そんな所で?;)


>「ビックリしたぞ。」
捕まった松崎。健助にラッキーだったと話しかけている警官。

・・・いや、そりゃ、ビックリしただろーよ(笑)
なにしろ、フツーにいつものように交代の為に移動していたら――
イキナリ、必死の形相した高校生が道に飛び出してきて、さらにその後ろから・・もといのような形相をした白スーツの男が、刀振り回して追っかけてきたのだから。(笑)


>健助の横顔
パッと見は、フツーの横顔。
でもよく見たら、下唇を噛み締めているようにも見える表情。
それは、こみあげてくる震えを押さえる為の行動なのか。
・・・・・・・。
・・・でも、見ようによっては、ちょっと複雑な心境のようにも見えるのは・・・
私の、気のせいでしょうか・・・?


>「オマエらいつもこの時間にここ通るのか?」
健助にハメられた事に気づいて、警察に確認をとる松崎。
その後に、怒っている顔の下に浮かべる笑みが、怖いです。
・・・怒りのあまりの笑みなのか。
それとも、健助の行動にある種の面白みを感じた故の笑み
なのか。
・・・直後のセリフからして、多分、後半のような気はしますが;


>『面白ーよ、このガキャー。覚えとくぞ。』
ヒィイッ!!覚えとくぞ宣言が出たっ!!!(汗)
コレは・・・松崎が出所してきたら復讐は確実に行われそうです;
(そしてコレこそが第二部への希望の頼みの綱だったりもする。
この伏線が来週で完全消化されちゃったら・・・もう・・・(涙))

そーいや、傷害罪でも、未遂の場合はどうなるんだろう。すぐ出てくるのかな?;調べてみてもよくわからないし(汗)
まぁ、松崎の場合は、警察さえその気になってくれれば余罪がザックザック出てきそうな気もしなくはないが・・・
・・・果たして、どうなるコトか。(コレが第二部へ続く為の希望になってくれたら良いのだけど・・・(希望)。)



>歩道橋の人影に気付く健助
おっ、ここに来て気付くか。健助。


>「ハハハハ、見事だ!」
拍手して喜ぶ早乙女。表情が見えないエリタンと道士郎。
この三人の中では、サータンが一番浮いてますね;
でも、この三人の中では、サータンが一番フツーのリアクションをしています。
私だって、ついさっきまで思いっきり健助に拍手を送りまくってたよーなモンだし(笑)

・・・それにしても。
ここでこうやって、皆が見ていたというコトは――
皆、健助が松崎と決着をつけようとしている事を、知っていて
それでも黙って健助の決着を見守っていた、というコトですよね。
前回、「皆も何も言わなかった」と言っていたのも、その伏線で。

もしかして・・・
これこそが、道士郎が1巻で言っていた「いつでも見ている」に通じるモノなんでしょうか?

仲間達は、いつでも見ている。見ていなくても見ている。
健助の頑張りを。努力を。行動を。

・・・・・・。
なんか・・・イイ、ね。
こーいうの。


・・・健助にも、出来たんだね。
いつでも見ている。見ていなくても見ている。
――そう思える、仲間達が。




>「最後の演技なんかサイコー!!」
どうやらサータンは、健助の最後の逃げを演技だと思っている様子。
・・・まぁ、ムリも無いけど・・・でも、そう思う辺りも、いかにもサータンらしいなー、とか思ってみたり。


>背を向けて、去っていく道士郎。
・・・・・・。
表情を見せていない分、思いっきり意味ありげな行動です。

道士郎は何を想って、こういう行動をとったのか。
なんか・・・わかるような気もするし・・・わからない気もする・・・(汗)。

・・・うーん・・・でも。
なんとなくだけど・・・多分、道士郎は、最後に健助が逃げたのが、演技でなくて本気であるコトを見抜いているんじゃないかなー?とか推測してみたり。
・・・いや、でも・・・今まででも、あまりそういうコトは見抜いてなさそうだった気もするし・・・ううっ、結構ビミョー(汗)

でも、まぁ。
もしも道士郎が、健助があの時に本気で逃げていた事に気付いてたとしても、だ。
それを見て、道士郎は、何を思うだろうか。
・・・幻滅する?失望する?
――そんなモンじゃないと思うんだよね。
道士郎は男だ。
そして、道士郎は、健助も男である事を知っている。
ならば――


・・・・・・・・どうするんだろ?;(爆)(←結論が出てないなら話題に出すな;)

(まぁ・・・あくまでコレは、推測の上での話だからね;
次回を読んでみたら、こんなコトとはまったく無関係な話が展開されている可能性だって大いにあるわけだし(汗).)



>「道士郎!?」
サータンの、この名を呼ぶ時の様子からも、道士郎の様子がただ事じゃないコトがわかります。
そしてこの後、道士郎は、一切画面に出てきません。(早乙女もだけど;)

意味ありげです。すっごい意味ありげです。

・・・この伏線、間違い無く次回で消化されます・・・よね?(汗)
っつーか、ある意味では、この伏線が次回のメインになりそうです。

今回のメインが、松崎との決着エリタンと健助の関係のある一定の結末だったのならば・・・
次回は、道士郎と健助の関係に、ある一定の結末が訪れるんじゃないかな?とか思ってみたり。


>よく見たら冬服な道士郎
あまりに意味ありげな行動の方が目立ちすぎて、気付かなかったけど・・・
道士郎、よく見たら、冬服っぽいです。
普段の着物の上に、なんか一枚羽織ってるっぽいです。
羽織・・・かな?
来週、その姿が出てきますよね?
最終回が来るのは辛いけど・・・
道士郎の冬服姿は、ちょっと、楽しみかも。



>見上げる健助。
健助は、道士郎や早乙女達が見ていてくれたに気付いている様子です。

いつでも見ている。見ていなくても見ている。そう思える仲間達。

・・・そんな仲間達を見上げる健助は、こう思っているような気がします。
「――ああ。見ていてくれたんだな。」
と。

健助と道士郎、仲間達の絆は――きっと、私が思うより、ずっと強い。
・・・なんとなく、そう思いました。

あ。
あと、コレも気になったのだけど。
健助は、去っていった道士郎の背中を見たのでしょうか?
見たとしたら、何を思ったのかな。
私には推し量る事が出来なかったその理由を、健助なら気付いているのかな。

・・・今の時点じゃ、どうもハッキリしないですね・・・(汗)。



>開久高校。殿を褒め称える四人組。
ある意味、コレがこいつらの最後の出番&セリフかと思うと、涙が出てきます(滝涙)
展開次第では、彼らもまた、『いつでも見ている。見てなくても見ている。そう思える、仲間達』にカウントされる存在であるというのに・・・(泣)

・・・せっかくなので、それぞれのセリフにコメントをつけてみました。

佐東:「あの親玉を罠にハメてやったわけっスよ!」
ていうか、いつその情報を知ったんだ?佐東;
実は、あの三人とは別の所で見守っていたのか?;
・・・まぁ、早乙女辺りから話を聞いた、というのが一番納得できるけど。

池内:「サスガ殿、黒いッスね。」
・・・本人的には誉めてるツモリなんだろーけど・・・(汗)
誉めてないから;ソレ、誉めてないから(笑)

ポックル仲田:「ポックルスゲーぜ」
結局、彼はポックルで定着して・・・それだけに終わってしまいました。(泣)
・・・まぁ、神野に『法則』を気付かせる役割があったけど。結局、それだけだったよーな;

細波:「見事、ミンナの復讐果たしたッスねー」
ある意味、細波が一番惜しい。
意外とイイヤツ設定に加え、ロリコンを許さない発言をするなど、いろいろと伏線があったキャラ
なのに・・・
結局、No3に殴り倒されて終わってしまったようなモノですよ・・・コレじゃ(泣)
・・・本当に、惜しい・・・(涙)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
さようなら・・・(涙)
・・・開久で出来た、楽しくも微妙に出番が少なかった仲間達よ・・・(滝涙)
(←さりげに非道いコトを言っている;)


>笑顔で、四人組に対応する健助
でもその笑顔が、心中複雑なモノを含んでいるのは目にも明らか。
自分は、誉められるようなコトはしていないのに、と思っているような笑顔です。


>公園。ベンチに座る健助。そこにやって来るエリカ。視線が合う二人。
・・・・・・・。
この空気、なんかイイなぁ~・・・!

ほんわかするような、それでいて涼やかな気持になるというか。
健助とエリカの二人の関係が、この数コマで見事に表現されているような気がします。

ああ、このままずっと、この二人を見ていたい・・・(涙)



>「ごめんね。」
謝る健助。驚くエリタン。
エリタンにとっては、何でここで健助に謝られるのかよくわからない、といったカンジのようです。
・・・そりゃそーだろーな;
なにしろ、エリタンにとっては、松崎から助けてもらったようなモンだしね。



>「僕は、道士郎にはなれないよ」
――っ!!
健助・・・なんて目を、するんだよ・・・っ!!

虚ろな健助の目が――とても、痛い。
健助の心は、なんだか知らないけど、深く傷ついている。
・・・最初に読んだ時は、まず、そう思いました。

そして――
3回程読み返してようやく、私は悟りました。(遅)

もしかしたら・・・
健助は、あの時、逃げてしまったことを悔いているのではないか?と。

松崎が刀を出してきた、あの時。

斬られるツモリでいたのに、
結局はガマンしきれずに、逃げ出してしまった。


――そんな自分に、深く失望しているのではないか、と。

そう、思ったのです。多分。(←自信無しか;)


1回目――最初に、読んだ時。
あの、健助が逃げ出した時。

逃げ出した健助に、軽く失望するとか。
刀相手に怖くなるのも無理はない、と同情するとか。
そんな思いや考えは、何も浮かばなかった。

ただ、健助の行動を見ていた。
ただ、目の前の出来事を見守っていた。
――失望や同情とはちょっと違う気がする、微妙な感覚が残った。

・・・どういう感覚なのだろう。
正直、軽く失望したのかもしれない。ムリも無いコトだとわかっていても。
そして同時に、同情もしていたのかもしれない。刀相手に立ち向かうなんて無理だと思うから。
でも。しばらく読んでいて、
一番健助に失望しているのは、間違い無く、健助自身だというコトに気がついた。

そして、健助が自分に失望している可能性に思い至ったその時。

こういう事で、自分に対して失望する健助を、凄い男だ、と思った。


・・・正直・・・
私はこの時、初めて、道士郎がうらやましい、と思いましたよ。
一生、健助に仕えていくコトが出来る道士郎を、うらやましい、と。

そして、彼らの物語を見れるのが、あと1回だけなのが、改めて悔しくなりました。

――本当に、道士郎がうらやましい。

例え世間一般的に、この感情がおかしなモノだとしても。痛いモノだとしても。
そう思ってしまったのだから、仕方がない;



>「無理なんだ。思い知っちゃったよ。」
健助のセリフ。
ここから、冒頭の「ごめんね」へ繋がるのですね。

さっきも書いたけど、健助は自分に失望しています。多分;
だから、自分には、エリタンを守れない、と思っています。

そしてそう考えれば。
直前の健助の弱音発言の数々にも、納得が行くのです。
自分に失望しているからこその、あの発言の数々だったのではないでしょうか。

・・・この私の考えに基づいて、
健助の告白をわかりやすく要約すると・・・


思えば、ショボい計画だった。
成功したってたかが知れている、小さな計画だった。
でも、そんな小さな計画に、いっぱいいっぱいで命をかけていた。
オレは、そんな小さい奴なんだ。

本当の本気でやっても、結局、最後は逃げ出してしまった。
俺は、勇気のカケラも無い、ショボい奴だ。

・・・僕は、道士郎みたいな男にはなれない

つくづく自分に、失望した。
――こんな自分が、エリタンを守ってやれるツモリでいたなんて・・・
ホントに大笑いだ。

・・・僕には、エリタンを守るコトは無理なんだ。
・・・思い知ったよ。

――ごめんね。


・・・と、こんなカンジではないでしょうか。
まぁ、あくまで私個人の、推測にしか過ぎませんが。

短くまとめると
「ごめんね、エリタン。
僕みたいにショボイ奴には、君を守る事は無理なんだ。
今回の事でよく思い知ったよ。」

――といった所かな?;



>「大丈夫だよ、逃げんのは自信がある。」
健助、エリタンが「待てよ」と言った理由をちょっと履き違えてます;
この口調だと、健助は、エリタンが『このままだと松崎とかに仕返しくらう』コトを心配しているみたいに考えてそうです。
・・・まぁ、健助らしい考えです。


>「待てっての!!」
襟首ひっつかまれて「ぐぇっ」となってる健助、萌え(笑)
しかも「逃げるのに自信がある」と言った直後に捕まってるし(笑)
・・・やっぱり、背後からの不意打ちには弱いのか・・・


>「テメーは・・・」
何かを言おうとして言えず。
何を言おうか迷い、考えている・・・エリタン。


エリタンにはきっと、健助の気持が伝わったのだと思います。
エリタンにとっては何故そうなったかはわからない事だけど――
とにかく、健助が落ち込んでいて、自分から去ろうとしているコトが。
健助が、健助自身に対して失望している事まで伝わったかはわかりませんが。

だからとにかく、エリタンはエリタンなりに、必死に、なんとか健助を引きとめようと、その心を慰めようとしているのです。
そうするにはどうしたら良いのか。考えて、考えて――
そして。


>「アリガトウ」
健助に、お礼を言うエリカ。

それは、エリタンにとって、いつか言わなきゃと思っていた事。
言いそびれていた事。
――たくさんの感謝の気持。

傷ついている健助を、慰めたくて。
自分から去ろうとする健助を、なんとか引き止めたくて。

――綴る、アリガトウの言葉達。

・・・廊下で芝山から助けられた事。
犯人じゃないと信じてくれた事。
変態教師の手を払ってくれた事。
お婆さんのかわりになってくれた事。
家の前で名前を呼んでくれた事。
一晩中、捜してくれた事。
かけっこで松崎から一緒に逃げた事。


――これは全て、エリカの為に健助がやった事。
全部・・・覚えてて、くれたんだね・・・エリタン。

エリタンがアリガトウを言う度に。
それぞれのアリガトウという言葉に。
語られた一つ一つのシーンが、重なるように思い出されてきて・・・
・・・涙が、溢れてきます。(号泣)



>「おいてかないで。すごく頼りにしてるよ。」
・・・・・。
『私は、これだけ健助に助けてもらった。
――頼りにしているよ。
だから、私の元から去らないで。おいていかないで。』


・・・そんな、エリカの想いが・・・伝わってくるようです。(泣)

個人的には、
『健助は、自分で思うような、失望するような人間じゃないよ。』
という意も含んでて欲しいな、とか思ってみたり。
でもエリカが、健助が自分自身に失望しているコトに気付いているかどうかは謎なので・・・これはどうも、ハッキリしないですね;


>「ううう。」
泣きじゃくる健助。
・・・・・・。
健助は、エリタンの気持を受け取った。
エリタンの優しさが、とても嬉しくて――そして、とても痛かった。
自分は、エリタンのそんな気持を受け取るに値する人間じゃないから。
そう、思っているから。

・・・でも、エリタンにアリガトウと言ってもらったコトで。
ちょっとでも、健助の心は、救われたんじゃないかな、と思いたい。



>「ムリ。無理!!そんな事言わせて、オレ、ホント最低!!」
泣きながら、走り去っていく健助。

・・・なんか、このセリフ・・・
結構、難解なセリフっぽいですね・・・(汗)

なので、ここでちょっと、
私なりの解釈をした、このセリフの要約を、書いてみます。


ううっ・・・エリタン・・・
その気持、とてもありがたいよ・・・
でも、ムリ
俺には、エリタンを守るコトは出来ない。俺は、そんな人間じゃない。
無理なんだ。
僕は、道士郎みたいな男にはなれないんだ。
弱くて、情けなくて、勇気もない、ショボい人間なんだ。

それなのに――
エリタンは、こんな優しいコトを言ってくれる。
・・・さっき、俺が、弱音を吐いたから・・・だから・・・!

俺・・・最低だ。
エリタンに、弱音を吐くなんて。
エリタンに、気を使わせるなんて。
エリタンに、そんな事を言わせるなんて!

俺は――ホント、最低だっ!!!!


・・・健助・・・(涙)
重ね重ね、ホントに、なんて『男』なんだ・・・(泣)


それにしても。
もし、この解釈が正しければ・・・
健助は、そうとう参ってしまっているようです。

でも・・・こうして、エリタンにありがとう、と言ってもらったコトで、
健助は今までずっと隠していた気持を吐き出すコトが出来たワケだし・・・
ま、コレはコレで、救いになってるんじゃないかな?とか思ってみたり。



>「健助、行くな!」「健・・・」
泣きそうになる、エリカ。
自分の元から去って行こうとする健助を引き止めたくて。
落ち込んでいる健助を、なんとか慰めようとして。

一生懸命考えて――お礼を言って。
それでも、健助を引き止める事が出来なかった。

・・・辛いよね・・・エリタン。


>「ごめんなさい。ごめんなさい!!」
走っていったと思いきや、戻って来て、土下座してあやまる健助。
――ゴメン。ちょっと笑った。(笑)

・・・でも、やっぱり健助は『男』だね。
戻ってきたのも、『今、こうやって自分が逃げてしまうと、エリタンが泣いてしまうかもしれない、というコトに思い至ったから』じゃないかな・・・と思うから。
・・・ある意味では、エリタンが健助を引き止めるのに成功した、とも言えるかも(笑)

ちなみに。
健助が謝っているのは――

泣かせてしまいそうになって、ゴメンナサイ。
おいていってしまって、ゴメンナサイ。
弱音を吐いて、気を使わせて、ゴメンナサイ。
優しい言葉をかけてくれたのに、その気持に答えられなくてゴメンナサイ。
道士郎みたいに強くなくてゴメンナサイ。
斬られる勇気がなくて、ゴメンナサイ。
なんかわかんないけど、とにかくゴメンナサイ。
ゴメンナサイ。ゴメンナサイ。


・・・みたいなカンジじゃないかな?と思ってみたり。

なんか・・・いかにも、健助らしいです。
謝んなくても良いようなトコで、謝り倒してる所とか(笑)



>「テメー、このタコ、泣きそーになったじゃねーか!!」
2巻でのエリカの「まいったね・・・少し泣きそうになった・・・」を思い出させるセリフです。
あの時と言ってるコトは同じだけど、その言い方がずいぶん変わってますね。
本音がそのまま出ている、というか・・・心を許している、というか。
その辺りが、この二人の関係が、近しくなった事を表しているような気がしたり。

・・・ついでに書くと、大泣きしている健助もまた、エリタンに心を開いてる様子が見て取れて良いです。
健助って、なんだかんだで自分の本音を表に出そうとしない所があるし。(まぁ、わりとすぐに出ちゃうけどさ;)

・・・まぁとにかく。
今回のコトで、エリカと健助の仲は、一歩前進した――って所でしょうか?
最終回を迎えるにあたって、エリタンと健助の関係が、ある一定の結末を迎えた、とも言えなくも無いですが・・・。
・・・ホント・・・もっとこの二人の微妙な関係を見ていたいですよ・・・(泣)



>「うわー、アイツ女にイジめられてる」
 「悲惨な青春だな。」

いやいや。
健助の青春は、とっても充実してますよ。

思えば――
健助が道士郎に会ったコトで、色々と事件に巻き込まれたり余計な苦労をしたり何だりあったけど。
結果として、健助は大きく成長したし・・・
素晴らしい青春を送るコトも出来た。
・・・いや、彼らの青春は、まだまだこれから、か。

『道士郎でござる』という話は、もうすぐ終わってしまうけど。
健助や道士郎達の侍物語は――
まだまだ、これからもずっと続いていくんだよね。


・・・きっとこれからも、青空を見上げるたび、思い出すよ。
道士郎や、健助達の物語を。存在を。

この空の下のどこかで――健助や道士郎達が、相も変わらず、ドタバタしながら、彼らの青春物語を、続けていっているかのような――そんな想いを抱きながら。



・・・・・・。


・・・って!!

こんなドコにでもあるよーな最終回間際のシメの言霊で、納得が行くかぁああぁああっっ!!!!!!!(自分で言っといて;)

まだまだ、『道士郎でござる』は終らねーーよっっっ!!!(絶叫)

私は諦めないからなっ!!
第二部再開へ向けての運動、続けるからなッ!!(涙)


どちくしょうめぇええぇええええっっっ!!!!!!(叫)



>木の影に隠れて様子を伺う、グラサンの男。
ええっ!?ここに来て、この伏線が再び浮上するとは!(驚)
まだ監視してるのか?松崎の手下・・・
それともやっぱり親分かNo2の兄貴分の手下・・・
・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・アレ?;
も、もしかして・・・このヒト・・・まさか・・・(汗)

・・・・・・・。
・・・そう、か・・・そうだったんだ。
わかったよ。あのヒトの正体。多分、間違い無い。
なんか、唐突に気付いた。

・・・先週は――
あまりアテにはならないとか言ってゴメンナサイ。
貴方は貴方なりに、エリタンの事を考えていてくれたのですね。
・・・まぁ、命令されての行動かもしれないけど;

でも、もし自主的にやっているとしたのなら。
貴方は・・・漢だよ。うん、漢だ。
・・・ホント、あんなコト言って、ゴメンね。

――門番の、お兄さん

・・・って、コレで推測がハズれてたら大笑いだな(汗笑)



◇追記
・・・やっと・・・書き終わりました・・・(汗)
今回はマジキツかった・・・って、毎週言ってるな、このセリフ;
いやほら。最近は、週を追うごとに、キツさが増していっていると言うか;
最後だから、納得いくまで書いてたり追及してたりすると、どーしても時間がっ(汗)

あと・・・この感想を書き終えてしまうと・・・それだけ、『道士郎でござる』の最終回が近づいてきてしまうのだと思うと・・・どうしても、遅筆になりがちになってしまう、というのもありますが・・・。
・・・この調子だと、最終回には一体、どれくらいキツくなるのでしょーか;(青)
うわ想像したくねぇ(汗)


・・・話は変わります。
コレは今回、色々トコトン追及してて思った事なのですが・・・
この『道士郎でござる』という物語は、ホント、深いですね。
というか、理解が困難というか。(私にとって;)
とにかく、感想書いてても、思うコト、気になるコトを、ただひたすら書きまくっているウチに、頭の中で色々まとまってきて整理されて、それでようやく、私なりの結論が出てくるコトがとても多いです。
というかむしろ、そればっかりと言っても過言じゃないです。
しかも、その結論が間違ってるコトが多々あったりもするし(笑)
・・・で。ちょっと思ったのですが・・・編集部は、『道士郎でござる』の、これだけの話の深さを理解した上で、この話を終わらせたのでしょうか?(先生自身が終わらせたのなら話は別ですが・・・話の展開からして、そうとは思いにくいですし。)本当に理解できているのなら、そう簡単に、この話に三行半を突き付けるなんてコトは出来ないハズじゃないのかな?・・・そう、疑わずにはいられません。(・・・まぁ、編集部にとっては、連載の打ち切りさえも、ただの仕事ですしね・・・。)
・・・推測でモノ言って申し訳ないですが(爆)




◆追記・その2
前回の感想で作った未消化伏線リストを、軽く訂正してみました。


道士郎・未消化伏線リスト(修正版)◇

道士郎の露天風呂作成プロジェクト。
エリタンと組長との確執。寺後紅組No2(松崎の兄貴分)。
麗一兄が預かってるオノ。兄が作った犬小屋。
ネバタの道士郎の友人。ホークアイとの謁見。道士郎父。
道士郎が読んでいた手紙。
梢の「武士がどこまでやるか?」の追及の結果。梢の家の喫茶店。
サウザンツ・チェインズの残党のその後。赤根と竹中のその後。
エリタンの跡をつけていたグラサンの人の正体。
神野と、その友人(腹心?)二人のその後。
蓮沼姉妹の話。細波のロリコン許さない発言。
池内の「いつか俺も言いたい!」発言。
サータンとミヨッペの恋愛?伏線
鈴淵のその後。達吉とキノコのその後。
道士郎にやられたMr.ヤの人と、その兄貴分達のその後。村上のお婆さん。
エリタンの過去話(両親が死んだ時の話)。
道士郎の過去話(ネバタで過ごした日々の話)。
早乙女の過去話(中学時代の話)。
健助の過去話(・・・あるのか?;)
縦横十二高の人達のその後。健助の友人(戸村)とのその後。
たいやきを紫に塗った幼い頃の健助(私的推測)



前回、リストを作った時から新しく見つけた伏線を加えて、
来週で、間違い無く消化されるであろう伏線に印付けをしました。

ちなみに、今回付け足した伏線は、
7巻に出てきた、『手紙を読んでいる道士郎』と、
『池内の「いつか俺も言いたい!」』です。

・・・道士郎の手紙読みは小さく一コマなのでともかくとして。
池内の発言には伏線色が強かったですねー。
多分、このまま連載が無事に続いていたら、佐東辺りを相手に言ってたんじゃないかなぁ・・・と思うのですが・・・重ね重ね・・・無念・・・

・・・やっぱり、なんだか色々と不発で終わりそうです。
つくづく、無念です。

あと、先週の時点だと、最後は道士郎父の伏線を片付けるのが妥当なセンだと思っていましたが。
今週の話を見るカギリでは、来週は、健助と道士郎の話になりそうです。
・・・まぁ、前半に道士郎と健助の話を片付けて、後半で道士郎父の伏線を・・・とも思えなくも無いですが・・・松崎との決着云々もビミョーに残っている事を考えると・・・消化されたとしても、あまり詳しい伏線消化にはなりそうにありません。
――個人的には、それならいっそ、このまま伏線を放置しておいて、第二部への希望として、頼みの綱として、残しておいて欲しいなー、と思ってみたり何だり(笑)。
・・・とにかく。
私は、これからも第二部を希望します。希望し続けます。
それだけは、変わりません。・・・多分;(←自信ナシかよ;)


・・・では、今回はここまで。
(『道士郎感想』でこのフレーズを書くのも、今回が最後か・・・(涙)。)

  1. 道士郎でござる・感想
  2. 2005/12/30(金) 01:38 | 
  3. コメント:0 | 

  

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